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大きな壁の向こうの宝石を取りにゆく

エッセイ連載『会いたいから食べるのだ』の3話目が公開されました。

私がこれまで書いたエッセイの中で、いっっっっちばん難しかったです。
書きながら成長するしかない、という感じでした。
今の自分の全てを出し切りました。

「大きな壁の向こうの宝石を取りにゆく」は、エッセイの中で登場したAちゃんが最近言っていた言葉です。

目の前の道に大きな壁が立ちはだかっているが、その向こうには美しい宝石があるのがわかる。
一方、隣の道には壁がなく、お菓子が置いてある。
楽をしようとすると、お菓子のほうの道を選んでしまいそうになるけれど、Aちゃんが本当に欲しいのは宝石。
ならば、どんなに苦しくても大きな壁があるほうを選ぶ。

この話を聞いて、私も宝石取りに行くぞと思いました。
そして、宝石をなんとか手に入れました。原稿を一本お蔵入りにしたり、締切数日前に再提出した初稿がダメダメでフルリライトしたりと、ものすごく大変だったけど、逃げないで良かった!!!

また美しい宝石を探しに行きます。


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