春+フルーツティー
久々に林檎を描いた気がします。大学の時、授業で書いたものよりは、多少は上手くなったかなと。
ルピシアさんの「春を感じるフルーツティー」と題してのティースクールに行ってきました。
今回使用した茶葉はニルギリです。まずは座学としてグレンデール茶園の緑茶とチャムラジ茶園の茶葉の確認とテイスティングをしました。
テイスティング道具を初めて見ましたが、思いの外かわいいです!本当にちょっとだけの量をカップに注ぎます。本場ではズズッと音を出しながら飲むそうです。空気を含ませる目的があるとか。
グレンデール茶園の緑茶はスペシャルティーなので希少価値も高く、尚且つ手摘みでの収穫になります。バイヤーさんお墨付きの茶葉だそうです。すっきりしていて口の中に広がる緑が格別でした。
チャムラジ茶園の紅茶も香りがよく、こちらもバイヤーさんおすすめの茶葉です。どちらもルピシアさんで購入可能ですので、母の誕生日に贈らせていただきました。
ニルギリ紅茶は口当たりが穏やかで柑橘やハーブを思わせるフルーティな香りが特徴。フルーツと相性がいいとのことです。今回は紅茶ですので、チャムラジ茶園の茶葉でフルーツティーを作っていくことになります。
作り方は簡単です。紅茶液を作成後、フルーツを入れたティーポッドに紅茶を注ぐだけ。そしてそのフルーツの香り、味が溶け出してきた紅茶を美味しく飲んでいく…。
茶葉 5g
熱湯 300ml
グラニュー糖 小さじ2
フルーツ適量
用意して頂いたフルーツはバナナ、林檎、いちご、グレープフルーツ、レモン、オレンジです。バナナって合うのかな?と心配になりましたが、バナナの風味がいいアクセントになります。これは一度試してほしいです。
ます始めに大きめのフルーツで層を作ります。林檎、グレープフルーツ、オレンジを一つずつ重ねて、小さめにカットされたフルーツを入れる。これで第一層の完成です。
ここでワンポイント!
二層目は同じフルーツが重ならないように組み立てていくと違う味が組み合わさり味わい深くなるとのこと。
二層まで同じ手順で重ねたら最後にレモンを添えます。フルーツのポットにグラニュー糖を入れた状態の紅茶を注いでいきます。
さて、今回はウォーマーで温めながら飲みます。温めながらだと、カップに注ぐたびに違う味わいを楽しめます。そのままでも紅茶にフルーツを漬け込むことになるので、フルーツエキスが溶け出していき徐々に変化していきます。温めた方が抽出が早いです。
とても可愛いサイズのウォーマーでポッドの下部に火を当てながら楽しみます。確かに、注ぐたびにフルーティ感が増している感じが舌から伝わります。最初は上に添えたレモンが強い感じがしました。レモンティーみたいな感覚でしょうか。徐々に下の層のフルーツの味が溶け合ってきて、複雑に絡み合う味わいになりました。
そして今日のお菓子はピスタチオのマフィン。甘すぎず、ピスタチオの風味がお茶によく合います。ピスタチオはナッツの女王と呼ばれています。独特な食感、味で毎回いっぱい食べてしまいます。
マフィンを食べ、少し口の中に残った状態で紅茶を含む。口の中が幸せです。幸福感がすごく、ティーポッドの見た目も華やかで可愛いです。
可愛くて楽しい、そんなお茶会でした。
ルピシアティースクール
https://ts.lupicia.co.jp/
自宅で手軽にフルーツティー
フルーツをいっぱいの種類購入するのは大変です。そんな時は下記のように工夫してみるのはどうでしょうか?
■ルピシアさんからのおすすめ
「フレーバーティーにフルーツを加える」
例えばアールグレイなどのベルガモットの香りにプラスして生のフルーツを入れてみる、それだけでも味わい深くなるそうです。
■茶屋からのおすすめ
「ドライフルーツを使う」
いつでも手軽に使え、フルーティ感がすごく増します。自分の家ではダージリンのティーバッグを使用していますが、ドライフルーツ(桃・林檎・オレンジ)をティーポットに入れ、お湯を注ぎ、ダージリンのティーバッグを入れ表記時間通りに蒸らしてごくごく飲んでいます。すごく美味しい。
ちなみに生のフルーツもドライフルーツも美味しく召し上がれます。手軽に作れますし、見た目も華やか。(透明なティーポッドが良いです)
ぜひ楽しいフルーツティーライフをお過ごしください。