夏の終わりに

今年も夏はほとんど引きこもり、仕事に明け暮れる毎日だった。

8月下旬は本当に休みがなかった。
私の連勤記録は今まで13日だったのだが、今年の夏はそれを大幅に更新し、記録を17日に伸ばされた。
もちろん、例の感染症関係だ。しかも、私の管轄外の尻拭い。

散々人様に迷惑をかけておいて、「ありがとう」の一言だけで済ますのはちょっとどうなんだろうか。
この一件で、私は「ありがとう搾取」という言葉を閃くに至った。
気に入ったら、ぜひ使ってみよう。

報われない徒労感だけが残る夏は、本当にあっという間だった。

気づいたら日が落ちるのが18時になり、

つけっぱなしの冷房も、夜間帯は切って寝ることができるようになった。

夏らしいことなんて、ここしばらくは縁のない生活をしているけれど。

インスタをやっているおかげか、季節感のある食べ物だけは縁があるようになった。

飽きっぽい私はいつまた興味をなくすかわからないので、楽しめるうちに楽しんでおこうと思う。

飽きっぽく趣味をコロコロしている私だが、なぜか写真だけは続いている。

といっても、現在はお気にのカフェを巡る時くらいしかろくに使っていない。

写真に興味が無くなったら…私には何が残るんだろうか。