大企業40代は今、転職すべきか?
初回は「大企業40代の転職」について40代転職で必要な事やこれからの時代に必要なスキルを議論しました。
ダイジェストはこちら▶︎ https://youtu.be/TQlLgDmlX-s
なぜこちらを議論するかというと、来年4月から訪れる「定年70歳時代」に企業は40代〜50代の社員を中心に次々とリストラに乗り出している背景があることと、この未曾有のコロナ禍で自らのキャリアを疑問視するビジネスパーソンが増えていることがあります。
特に40代という年代は、新たなステップもまだまだ踏み出せるが、ある意味キャリアの大変換にはラストチャンスといえる世代。いま、キャリアに悩む大企業の40代は、思い切ってスタートアップ企業などに転職すべきなのか。それとも、大企業に残ってこそ見える景色はあるのでしょうか。このような悩みをサポートしたいという思いからこのテーマになりました。
ゲストは岡島悦子さん、麻野耕司さん、大室正志さん、高田敦史さんという、キャリアのエキスパート。
岡島さんは経営コンサルタント会社の代表で、大企業とベンチャー両方の人材市場見てこられ、またヘッドハンターとしてのご経験もあります。(ちなみに古坂さんとは同じマンションだそうです!)
麻野さんは今年、一部上場会社の役員をやめ、40歳を超えて起業されました。
大室先生は産業医としていろんな人を見てきたデータベースがすごい。ちなみに大室さんご自身も元ジョンソン・エンド・ジョンソンの産業医でいらっしゃいました。
そして、高田さんは元レクサス部長からの50歳を超えての独立。50代の独立は若い時より低リスクだと仰います。
余談ですが私、本回からメインMCになりました(ある意味転職)。
お馴染みのゲストが多いとはいえ錚々たる面々を前に生配信ですから、大変緊張しました。このような機会に少々の不安と喜びが立ち込めますが、こんな私のような何者でもない奴をバッターボックスに立たせてくれるNewsPicksの清々しさと度胸には頭が上がりません。
話がそれましたが、議論の前に抑えておきたいポイントとしてこちらの5000ピックを超えるNewsPicks話題の記事があります。
コロナショックによって日本の完全失業率、有効求人倍率はともに大幅に悪化する中で、給料が高いミドル・シニア層のリストラは、今後も加速する可能性が高いと予測されています。一方で、転職市場での専門職経験者・マネジメント層の求人案件数は、未経験層に比べ、さほど減っていないと分析されています。
コロナによるキャリアや転職に対する意識変化のデータでは、実に7割のビジネスパーソンが「変化した」と回答。社会不安によって自らのキャリアに悩む人も増えていることがわかります。
また、今回のテーマでもある大企業の40代が回答した「今何に不安を覚えているのか」というデータでは半数以上が「給与が今後も安定するか」という点に不安を感じており、「新しい働き方についていけるか不安だ」という回答も22%あり、今後の社会の変化にも不安を覚えている40代のビジネスパーソンが増えているということがわかります。
自らのキャリアに不安を覚える大企業の40代ビジネスパーソンが増える中、果たして彼らは今、転職すべきなのか?それともとどまるべきなのか。
結果は
と、意外と現実的な結果に。
では40代の転職を成功させるにはどうすればいいか?
皆さんのお答えはこうでした。
麻野さん曰く「今日本人に一番足りないのは変わる力」だそうで、「リスクにハマったらどうしようって思いながら生きる人生よりも、チャンスを夢見ながら生きる人生の方が楽しいと思う」と、明日遠足にいく子供のように、本当に目を輝かせながら仰っていました。
佐々木さんのおっしゃるプレイングマネージャーとは読んで字のごとく「自らが現場・前線に立つ経営者」のこと。「今は時代の流れが早いので、常にプレイングマネージャーであれば錆びずいつでも転職できると思う」とのこと。ちなみに佐々木さん自身もNewsPickStudiosのCEOであり、TheUPDATEやWeekly Ochiaiにも毎週MCとして出演し、NewsPicksが出版する本も編集するプレイングマネージャーなのです。
高田さんはね、もうチャーミングすぎて最高です。笑
シンプルに元トヨタという輝かしい功績を捨てての独立という勇気に敬意を表します。ご本人はこの圧倒的な肩書きを使いまくったと仰っていましたが、それも一つの戦略。大企業では昇進、昇格が最も主な功績として捉えられることが多いですが、それだけにとらわれない、自分なりの生き方、幸せを体現していらっしゃるお方です。詳しくは著書を読んでみて下さい。
そしてキングオブコメントは岡島さんの
が選ばれました。
個人が現在の組織の外でも通用するスキルを身につけることは必須。
ハッシュタグの掛け合わせで稀有な存在になり自分の市場価値を上げ、何歳になっても自分でキャリアを選べる人になる。そのために自分のハッシュタグを増やしましょう。
今のHomeでできないことはAwayでもできない。まずは今置かれた環境下でできることを探す。
ちなみにキングオブ奥井共感コメントは
同じく岡島さんの
に決めさせていただきました。
まずは他人に「使われて」ナンボ。「他人に便利な存在であること」と「自分のやりたいことや、個性」のバランスで、40代でも20代でも、人に検索される人になれるように、今できることを置かれた環境下でやるに尽きるなぁと思いました。
それでも先が見えなかったら、場所を変えるなり、一旦止まるなりしてみてもいいかもね。
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