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活字のパワーと手書きのパワー

こう曇りや雨の日が続くと、気分も体調もいまいち優れず日記も止まってしまうし、家事の手も止まってしまいます。モヤモヤした気持ちが心に充満していくのを感じます……ただ、この日記ではネガティブな言葉をあまり使わないようにと考えています。これは本当に私の感覚的なものだとは思いますが、活字になったとたん、言葉は客観的に脳内に入ってきてパワーが増すというか。モニター上とはいえ、活字になってしまうとモヤモヤした気持ちがなんだか確固たるダルさに変わってしまうような気がするのです。
頭の中で「ちょっと気分がすぐれないな……」というような気づきが、こうして活字になると「熱があるんじゃないか」とか「昨日夜更かししたから」とか、雲のように広がっていくような気がするのです。
しかし、この伝播していく活字のパワーは何故かネガティブな気持ちにしかないのです。私の特性かもしれませんが「今日は調子がいいな!」と打っても、「朝食ちゃんと食べたからな!」「じゃあ今日はこの仕事にも着手しちゃおう!」なんていう風にならないのです。
相田みつをさんに代表される「手書きのいい言葉」あれが人気なのは、そんなところに理由があるのじゃないかと私はこの曇り空を見ながら考えるのです。