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マスクのいらない生活...抗がん剤治療を経験して

先週からなのですが、マスクを外す生活に切り替えました。

コロナ禍でマスクを要する生活が数年続きましたが、コロナが5類に移行して、マスクの着用義務がなくなりました。

マスク着用義務がなくなったとはいえ、乳がんを経験したなななつは念のため、つい最近までマスクを着用してきました。

このコロナ禍の間になななつは乳がんを経験し、その治療を行ってきているのです。

治療なのですが…

抗がん剤治療(化学療法)を受けました。

AC療法です。

でね、抗がん剤治療ですが副作用がホントきついです。

ざっと、いま思いつくだけで…

1)脱毛(頭髪をはじめ全身の毛が抜ける)

2)爪がはげる

3)悪心(おしん…吐き気のこと)←辛かった

4)手足・指先のしびれ…このしびれ抗がん剤治療が終わった現在でも続いています。

5)高血圧…薬剤性の高血圧です。抗がん剤治療が終わった現在でも続いています

6)心不全…徐々に良くなってきていますが、抗がん剤治療が終わった現在も続いています

このほかにもこんな副作用があった、と思いつくことがあるかもしれません。

それくらい、抗がん剤の副作用はきつく辛いのです。

でね、今日は抗がん剤治療の副作用「心不全」とマスク着用について、ちょっとだけおしゃべりしてみたいと思います。

夏場のマスク着用、蒸し暑いし息苦しいですよね。

でもね、抗がん剤治療で免疫力が低下している中、コロナに罹患することはなななつにとって、それは「死」を意味します。

なので、どんなに息苦しくてもなななつはマスクを外して生活することができませんでした。

抗がん剤の副作用に、心不全がありますが、なななつも軽いですが心臓を患いました。

そして、抗がん剤治療が終わって2年経つ現在においても、軽いですが心不全の症状があります。

でね、日常生活において、心不全の症状がなななつを悩ませました。

階段の上り下りがきついのです。

緩やかな数段の階段の上り下り程度なら問題はないのですが、地下鉄の階段の上り下りなどとてもきついです。

現在も毎日の通勤において、「ぜいぜい」いいながら、階段を上り下りしています。

とても息苦しいです。

でね、なななつは心不全で息苦しいのに、マスク着用をして生活を送っていました。

多分ね、これ心臓を患っている人じゃなきゃわからないと思うのですよ。

想像を絶するくらい苦しいのです。

いつも、「ぜいぜい」いっているのです。

でも、どんなに苦しくてもマスクを外すことができないのです。

コロナに罹患するのが怖いから…

コロナ禍となななつの乳がん発覚・治療の時期がちょうど重なっていたのです。

でね、今年になり、やっとコロナも5類に移行して、コロナ前の生活に戻ろうとしています。

マスクの着用義務もなくなりました。

着用義務がなくなっても、しばらく様子をみて、つい最近までマスクを着用してきました。

でもね、体調も落ち着いてきているので、もうそろそろマスクを外してもいいのかなぁ…という結論に達しました。

そして、ようやく先週からマスクを外した生活に戻したのです。

マスクを外した生活は呼吸がとても楽です。

なななつの乳がん治療も、現在はホルモン療法だけとなりました。

抗がん剤治療の副作用は残っているものの、身体がとても楽なのです。

階段の上り下りも「ぜいぜい」することが減ってきています。

乳がん治療前の健康状態にはもう戻れませんが、それでも、いったん副作用による地獄のような生活を経験すると、今の生活のありがたみがよくわかるのです。

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