未来予想図 後編③39編
未来予想図 後編①https://note.com/nana_na_777/n/n8d7e88916beaのライブに参加するきっかけになった少し前のお話です。
イベントには直接関係なく、個人的かつ重めの内容込みで長いので分けました。
☆☆☆
この夏伯父が亡くなりました。
独居で発見が遅れたため、葬儀ができたのは身元が判明してから1週間後でした。待つだけの日々は苦しく、やっと送り出してあげられることにホッとしたものの、棺を見て声を殺して泣く母の隣で「立ってなきゃ」と
出かけた涙を止めてしまいました。
その後、各種手続きやハウスクリーニングの見積もり、それに先立って貴重品や必要書類の捜索をするために伯父宅に入ったり、ご近所や自治会に挨拶周りをしたり。
物理的なことは着実にひとつひとつ終わっていきましたが、内と外が噛み合わず自分の存在があやふやな感じがして、酷くビクビクしながら過ごしていました。
1か月弱記憶がなく(あるけどない。抜け殻状態)、自分の感情も他人の感情もグチャグチャでよく分からないままという状態。
悲しみとか後悔とか怯えとか怒りとか、色んな感情が塊になってのしかかり、身体はガッチガチ、エネルギー的にもかなり消耗していました。
この状態はよくないと分かっていましたが、自分自身の波動がとても悪かったので、他者に助けを求めるのは憚られ、グッと飲み込んで氣配を隠していました。
感覚、特に嗅覚が過敏になっていて、伯父の家のにおい(溜まっているエネルギー)を遠隔でキャッチし続けていることに氣づきました。これはマズイ…と、とりあえず浄化に必要なものを揃え、氣分転換に珈琲を買いに出掛けました。葬儀関連以外の目的で外出をする氣になったのはこのときが初めてでした。
その帰り道、ふとFBを開いたらある投稿が目に入り、何氣なくクリックしてみたのがこの曲でした。
You Tubeは苦手でいつもは数秒で閉じたくなるのに、聞こえてくる歌詞ひとつひとつがスッと入ってくること氣づいて、そのまま聞いていました。
♪
君にまだ言葉にして伝えてないことがあるんだ。
それはずっと出会った日から君を愛しているということ。
この部分を聴いたとき、伯父が赤ちゃんだった私に初めて出会った日の氣持ちとビジョンが流れ込んで来て、温かいものに包まれたような感覚になり、やっと涙が流れました。
そうだよね。
ずっと愛されてたんだよ。
たぶん今も愛されてるんだよ。
その感覚を受けとったとき、ようやく少し眼の前がスッキリして、止まっていた時間が流れ出しました。
実は伯父の遺体を引き取りに行ったとき、警察の方から伯父宅のテーブルや仏壇前に無造作に置かれていた現金を返されていました。それが39万円。不器用だった伯父らしくて思わず小声で
「サンキューって…口で言うていけや」
と少し笑ってしまったのですが、伯父も今(このとき)の私の状況は望んではいないだろうと素直に思えたのです。
「生きようぞ」
いつもの誰かの声も聞こえて、ようやく『今ココ』に戻って来られました。
その後、次々と他の色んな方から声がかかり、愛ある叱咤やアドバイスを頂いたりお氣遣い頂いたり。そうして少しずつ『自分』を取り戻すと身体の軽いこと♪
何を背負っていたのか、何に自分を明け渡していたのか考えると、本当にヤバかったと思います。
この後小田和正さんのオリジナルや、他の方がカバーされているものも聴きましたが、最後までは聴けませんでした。
音楽のことは分からないので上手く説明できませんが、私は音楽を耳で聴いているのではなく、歌やメロディにのっている意識とか周波数みたいなものに反応しているように感じています。
だからこそ他の誰の歌でもいいわけではなかった。
今回ライブで生で音と声を聴かせて頂き、ようこさんの優しい祈りを聞いたことでそれは確信になりました。そりゃあ、泣くよって。
この話は聞き手が氣まずくなりそうな内容を含んでいて、かと言って端折りすぎても上手く伝えられる氣がしなかったため、元々ひとに話すつもりはありませんでした。
でも淡路島でのリトリート帰りに少しこの話をした際、ようこさんに「それは言ってあげて」と言われたことで少し考えが変わりました。
何より
♪
私もまだ言葉にして伝えてないことがあるじゃないか、と。
伯父にばかり文句を言ってる場合ではない。
私もやん!
と、氣づきました。
長々すみません。
こういうカタチで遅くなりましたが、
NAOHIさん、ようこさん、
ありがとうございました♡
おふたりが音楽をしてくださっていて良かった(*^^*)
またお会いできるのを楽しみにしてます。