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野草食日記 314 ジュズダマ茶づくり

野草茶が苦手だったけれど、一度美味しいとわかると色々試してみたくなるもので、アカメガシワ、カワラケツメイに続きジュズダマをお茶にしてみました。

ジュズダマはハトムギの原種でイネ科の植物です。

現在利用されている植物というのは、何かしらの事情があって人間にとって都合が良いものが多いのではないでしょうか。
ジュズダマのお茶は調べてみると、そのまま使うよりは皮を粉砕したほうが良さそうですが、ハトムギに比べて皮が固く加工しづらいことが難点です。
だからあまり利用されなくなっちゃった、というわけですね。

ネット情報によると、紙に包んでトンカチで叩くやり方が1番良さそうでした。
封筒に入れてトライした人は、紙の繊維がハトムギに混じってしまったと書いていたので、私は半紙のツルツルした面を内側にしてハトムギを挟むやり方を採用、念のため紙は2枚使いで強化してみました。

パーコレーターのポットで炒りつけて、少し冷めたら半紙で包み、トンカチで叩きました。
結果はこの通り。

内側の紙に穴が空いていますが、外側は大丈夫でした
紙の繊維も混じることなく大成功

早速淹れてみると、とてもー香ばしくて美味しいです。
淹れたてよりも、少し時間を置いた方が甘味が出るような気がします。


野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。