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野草食日記

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身近な野草をどんな風にして食べているかの記録。 地域で採れた食材を使った保存食作りなども載せています。
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#ベニバナボロギク

北鎌倉 野草食日記 261 ベニバナボロギクとカニカマ・搾菜の胡麻油和え

昨日、鎌倉では12月の気温となりました。 来週は少し気温が上がるそうですが、昨日は雨を眺めながら慌てての冬支度。 ベニバナボロギクもそろそろおしまいです。 名残の食材を使って、酒のつまみを作りました。 ベニバナボロギクを茹でて、割いたカニカマと塩抜きして細切りにした搾菜を胡麻油だけで和えます。 カニカマと搾菜の塩気でベニバナボロギクをいただきます。

北鎌倉 野草食日記 259 ノブドウ茶とベニバナボロギク料理色々

10月12日に開催予定だった野草ウォーキング。 開催1週間前に下見のために山に登ったところ、股関節に違和感が出てしまいましたので、とても残念ですが開催を中止することにしました。 イベントを楽しみにして下さっていた皆様、そして準備をして下さっていた関係者の方々、今回はご期待に応えることができず、ごめんなさい。 平な場所では問題なく過ごせているので、大丈夫と思っていました。 山の登り降りというのは、思いの外、股関節に負担をかけるのですね。 これまで当たり前のように働いてくれてい

北鎌倉 野草食日記 257 ベニバナボロギクとカニカマのカレーマヨネーズ和え

ベニバナボロギクの新たなる可能性を求め、今までと違う味付けや素材との組み合わせにチャレンジしています。 今回はマヨネーズ味。 ベニバナボロギクそのものは、美味しいのですが時々その香りが鼻につくことがあります。 なので、ガーリックやスモーク風味のベーコンやソーセージなどと合わせるといい具合にクセが打ち消し合います。 でもいつも同じ味付けだと飽きてしまって、せっかく菜園に沢山あるのに消費しきれません。 そこで、今回はマヨネーズにカレーの風味をつけてベニバナボロギクのクセがどん

野草食日記 252 ベニバナボロギクの和風パスタ

6月末、友人の家へ遊びに行った際、近くを散策したらベニバナボロギクが生えていたので持ち帰り、お昼ごはんに友人がパスタを作ってくれました。 冷蔵庫にあったソーセージと一緒に和風味のオイルパスタに。 これがとても美味しかった。 粉チーズも合う合う! お盆休み、夫が昼ごはんはパスタがいいというので、友人のレシピを再現することに。 ニンニクをオリーブオイルで茹でるように炒め、ベーコン、ソーセージを炒めたあと、ざくぎりベニバナボロギクを投入。 葉っぱがしんなりしたらパスタを入れ、麺

野草食日記 250 ベニバナボロギクの韓国風和え物

うちの菜園は零れ種で育ったベニバナボロギクでいっぱいの7月です。 ベニバナボロギクは秋の野草と思っていましたが、適温であればどんどん発芽するのですね。 すでにレンガ色の花を咲かせているものもあります。 今朝、起きてすぐ、2階の窓からこんな光景を目にしました。 思わず、獄門島か?!と思いました。 なんだと思います?! もう少し近づいてみましょう。 下の方に白いふわふわしたものが見えますね。 さらにズームアップ。 鈍いオレンジ色っぽい小さな花が咲いているのが見えますか?!

野草食日記 225 ダンドボロギクと牛肉の黒胡椒ペースト炒め

先週、ベニバナボロギクの群生している場所に行ってみると、ベニバナボロギクに似た花で白いのが咲いていました。 ベニバナボロギクより葉の厚みが薄く、幅も細めです。 ダンドボロギクです! ちなみに下の写真がベニバナボロギクの花。 そして葉っぱはこんな感じに幅広です。 葉脈は少し紫がかっています。 去年、ベニバナボロギクが庭に生えてきた時の記事です。 山菜の検定試験では「ボロギク」として一緒に覚えた言わば兄弟分のような2つの植物。 実はダンドボロギクの実物を見るのは初めてで

野草食日記 219  今日の収穫

茗荷、青柚子、ベニバナボロギクいっぱい。

野草食日記 214 ベニバナボロギク とタンドリーチキン

去年、種からベニバナボロギク を育てたので、花が咲く前、幼苗の頃から見分けがつくようになりました。 今春、菜園のあちこちに芽を出していたベニバナボロギクは一箇所にまとめて移植し、育てています。 とは言っても、5〜6株程ではたっぷり食べられるというわけではないので、摘芯しながら味噌汁に少々入れるぐらいなのですが。 そんな日々を送っていたある日のこと、思いがけない場所でベニバナボロギクの群生に出会いました。 摘んでも摘んでも採りきれないほど。 今、それを色々工夫して食べてい

野草食日記 148 ベニバナボロギクを育ててみる

野にある植物は大きくなって花が咲けば名前が分かりやすいですが、芽出しの頃や小さな時には種類の判別が難しいことが多々あります。 私が好きなベニバナボロギクも、かなり大きくなってからようやくそれとわかるので、子供時代の様子を見てみたくなりました。 去年の暮れに採種した種を蒔いたのは確か9月半ばのことだったと思います。 撮影は10月末。 ここまで育つのに1ヶ月半ほど。 成長してからは葉脈のみに紫色が現れますが、小さい時は新芽や茎、葉の裏も紫色なのですね。 ベニバナボロギクは霜

野草食日記 144  野草を食べる会 ベニバナボロギク編 を開催しました

10月27日、北鎌倉の台峰緑地保全会で「野草を食べる会」を催しました。 毎月第4日曜日は定例のお手入れ日で、手入れの後、普段雑草として除草されるベニバナボロギクを食べてみようという趣旨です。 ところがこの日、集合場所のてんだいに行ってみると、台風19号後、里山がどういう状態になっているか巡回することになっていて、思いがけず台峰の自然観察をする機会に恵まれました。 いつもの里山保全のメンバー、この日野草を知りたいと集まってくれた人達、老いも若きも一緒になっての散策です。 持

野草食日記 130 美味しい!完全山採りの山菜オイル漬け

7月に参加した山菜の会。 行者ニンニクの餃子、山ウドの酢味噌和え、北の方で採れた太い蕗にひき肉を詰めた煮物など山菜尽くしのお料理の中にカナッペがありました。 クラッカーの上にクリームチーズと何やらガーリック風味の山菜らしきものがのっていたのですが、一口食べた時に、え、なにこれ?!とその美味しさにびっくりしました。 なにこれ?!と思ったその主は、配られたお品書きによれば、山菜のオイル漬けなるものらしい。 どうも山菜の会を主催していた のりりさん が作ったもののようでした。

野草食日記 126 セイタカアワダチソウの肉団子汁

私が庭メンテナンスの仕事をさせてもらっているお茶室では、月に1〜2回お掃除会というのがあり、そのあとまかないで軽食が出ます。 この軽食を作っているのが、鎌倉ではちょっと有名な料理人のスエ亭さん。 初めてのお掃除会の時、メニューの一品として出されたのが肉団子の入った具沢山汁でした。 私が今まで家で肉団子を作るときは、スプーンを使い一口サイズでちまちまっと綺麗にまぁるく形作っていたのですが、スエ亭さんの肉団子はちょっと歪な形で存在感たっぷり。 とにかくデカかった。 でも、その大

野草食日記 125 晩夏の野草&ハーブサラダ

前日の晩はパスタでしたので、前菜にサラダを作ろうと冷蔵庫を覗いたら、サラダ野菜として使えそうなものがキャベツくらいしかありませんでした。 庭のルッコラも、ほぼ使ってしまったし、パセリも残り少なくなっています。 どうしよう?!と思いつつも、 ボウルを手に庭をウロウロ。 レタスの原種と言われるノゲシ、敷地のそこいらじゅうに生えているアオミズ、ベニバナボロギクとタンポポの葉の柔らかそうなところ、エントランスに鉢植えにしているアフリカンなんとかバジル(名前を失念)、残り少なくなっ

野草食日記 120 セイタカアワダチソウとベニバナボロギクのガパオ風肉そぼろ丼

うちの前の空き地はススキやセイタカアワダチソウ、葛、ツルニチニチソウなど沢山の植物が手付かずの状態になっていて、持ち主の方に許可をいただいて出来る範囲で手を入れています。 セイタカアワダチソウはそれほど量が多い訳ではないため、都度カットして生育を調整しているという具合。 ヤブガラシも育ったら蔓先を収穫し、蔓延りすぎないようにしています。 この前、夫と一緒に近くの山を散歩しました。 そしたら、春には土筆の原っぱだったところが、背の丈以上もあるセイタカアワダチソウの群生になっ