【チェコ留学】就学ビザが間に合わない😣：長期滞在許可の申請

こんにちは、Nanaです！
今回は、『長期ビザでは渡航までに間に合わないっ💦』という方向けに、長期滞在許可証の申請方法についてお話ししたいと思います。

ですが、長期ビザと長期滞在許可証では、申請に必要な書類としては同じです。
なので長期ビザを申請する方にもこの記事を参考にしていただけるかなと思います。

滞在許可の申請って本当に大変ですよね…
提出書類は多いし、手続き方法もよくわからないし…

この記事では、
・申請の流れ
・必要書類一つずつの説明
・大使館の予約、手続き
・渡航後の移民局の予約
などを記載しており、これさえ読めば手続きはばっちり！というくらいに、詳細な説明を意識して書きました。

最後まで読んでいただけると嬉しいです。

※2022年に行った手続きをもとに書いています。申請料など現在とは変わっている場合もありますので、大使館のHPにて最終確認は必ず行うようお願いいたします。

〇 始めに

そもそも、なぜ長期ビザではなく長期滞在許可証を申請するのか。理由は一つです。長期ビザでは渡航までに間に合わないから！！！

長期ビザは申請してから受け取るまで、1か月半~2か月程度必要だと言われます。特に7,8月は9月渡航の為に留学生が多く申請することから特に時間がかかります。

加えて、長期ビザは申請した場所でのみ受け取り可能なので、日本で申請した場合日本でしか受け取れません。つまりビザの許可が下りるまで渡航ができません。

その為、人によっては就学ビザを申請していたら渡航に間に合わないという状況が発生するのです。（かく言う私もそれです🥲）

この問題を解決する案の一つが、長期ビザではなく長期滞在許可証を申請するという方法です。

ポイントは、日本にある大使館で申請後、許可が下りるのを待たずにチェコへ渡航可能であるということです！

〇 申請から滞在許可証ゲットまでの流れ

長期滞在許可証を申請してからゲットしチェコに滞在するまでの流れをざっくりとお話します。
大きく分けて2パターンです。

パターン１）
東京の駐日チェコ共和国大使館で申請。
↓
日本で待機。
↓
許可が下りたら、東京の大使館で入国用のビザを受領。
↓
チェコに渡航。
↓
3営業日以内に外国人警察で外国人登録。
内務省移民政策局(OAMP)に出頭し、生体認証を受ける。
↓
長期滞在許可カードを受け取る。
↓
チェコに滞在。

これは、滞在許可が下りるまで日本にいた場合のケースです。日本で一時的なビザを受け取ったあと、チェコの移民局で滞在許可を受け取ります。

この場合、日本で待機する時間的余裕があるので、長期ビザの申請でもよいのではないかなと思います。

次が、申請後すぐに渡航するケースです。

パターン２）
東京の駐日チェコ共和国大使館で申請。
↓
チェコに渡航。（この時は観光ビザでの入国）
↓
3営業日以内に外国人警察で外国人登録。
↓
許可が下りたら、内務省移民政策局(OAMP)に出頭し、生体認証を受ける。
↓
長期滞在許可カードを受け取る。
↓
チェコに滞在。

日本にあるチェコ共和国大使館で申請後、許可が下りる前にチェコに渡航します。この時、チェコへの入国は観光ビザでの入国となります。

シェンゲン協定により、日本人は最大90日ビザなしでチェコに滞在することができるので、それを利用した形です。

〇 長期滞在許可申請の注意点

長期ビザの申請との違いの一番大きな点は、申請料金がかかることです。
私の時は、申請料14,300円が必要でした。(2022年8月)

※2023年8月現在、申請料は16,390円です。

それと、もし長期滞在許可証申請が不許可となった場合、長期ビザ申請に切り替えられます。
この時、支払った申請料金の返金はできません。

最後に、現在はコロナ規制も撤廃され以前のように戻りましたが、もし仮にまた何かが起こり日本人のビザなし渡航が制限された場合は、長期ビザ申請と特に変わらなくなるということです。

長期ビザとの違いを考慮し、自分に適した方を申請しましょう。

〇 必要な申請書類

必要な申請書類は全部で９点です。
➀ 申請用紙　１通
➁ カラー写真　３枚
➂ パスポート
➃ 滞在の目的を証明する書類
➄ 銀行・郵便局の残高証明書
➅ クレジットカード
➆ 住居が確保されていることの証明書
➇ 海外旅行傷害保険の保険証券
➈ 日本における無犯罪証明書

一つ一つ説明していきたいと思います。