苦しい時に聴いた、さユりさんの音楽
こんにちは。ななまるです。
今回は、キャリアコンサルタント側面なしの記事です。
訃報
2024年9月27日(金)
酸欠少女さユりさん訃報が公表されました。
心から平安をお祈りいたします。
出会いは「クズの本懐」の「平行線」
さユりさんと初めて出会い、音楽を聴いたのは「クズの本懐」という漫画がアニメとして放送された時のエンディング(平行線)です。
こちらの漫画、
人の心の動きや醜く汚い感情がリアルに描かれています。
(まるで13時30分からの昼ドラのようです)
近いけど、届かない。
叶わない恋をしている男女が、踠き苦しみながら決断していく。
当時の私は歪な恋愛をしており、主人公たちの心情と重ね合わせ、同感しながら見ていました。
そんなアニメのエンディングで出会ったのが「平行線」でした。
https://www.youtube.com/watch?v=o9ol4uGatIg
言葉1つ1つが重く突き刺さるような曲です。
当時の私はこちらの曲が伝えるメッセージを直視することが出来ずに、聴きいることから逃げていました。関係性を壊す勇気がなく、マイナスになるのを恐れて口に出すことをしていませんでした。
今の私はこちらの曲を良く聴いています。特に自分が苦しいなあと思ったタイミングで聴くことが多いです。決して明るい曲ではないと私は思っているので、テンションを上げる時には聴かずに、自分と向き合いたい過去の自分を払拭したい時に聴いています。
「花の塔」
こちらは、TVアニメ「リコリス・リコイル」のエンディングです。
https://www.youtube.com/watch?v=WIKKyrGGaDk
2022年夏に放送されたアニメですが、
その頃の私は仕事にやる気を見出すことが出来ていない時期でした。
周りの方から「元気出していこう」と言われたこともありました。
リコリコ(アニメ略称)は、毎週楽しみに見ていました。
曲調が明るくポップな感じだったので、歌手を見るまでさユりさんとは気づきませんでした(特徴的な声と思っているのですが…)。
「るーららるーらーるららるーらー」
2022年12月、
私が精神的にドン底に落ちていた時に聴き始めたのがこちらの曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=a3YuFlkzO84
何かを変えたいと思い、
思い切って旅に出たのですが、その時にずっとリピートしていました。
心の奥に眠っている闇深い部分が、1つの音楽となってスッと入っていく感じがします。
旅から帰ってきてから数日後、
ある出会いから私はドン底を抜け出すことが出来ました。
冬が始まり、外は寒かったですが、空は青かったです。
こちらの曲は、さユりさんの「始まりの歌」と呼ばれているようです。
なんと15歳の時に作ったようで、その時に感じていた心情も乗せて歌っているのかなと想像しています。
弾き語り
さユりさんといえば、弾き語りです。
ふとした時に音楽配信サービスで聴いたり、Youtubeで見たりしていました。
なんというか落ち着きます。
アップテンポではないのですが、そこが良いと思っています。
等身大の自分を映し出しているような、そんな感じがします。
数々の名曲たち
上記で記載している曲以外にも数々の名曲があります。
『それは小さな光のような』
『酸欠少女』
『ミカヅキ』
『航海の唄』 ・・・・
そして、MY FIRSY STORY さんとのコラボ曲の『レイメイ』
https://www.youtube.com/watch?v=msLkh1fE8Os
TVアニメ『ゴールデンカムイ』2期の主題歌です。
私は主題歌ということを知らずに曲を聴いていたので、アニメのオープニングで流れてきた時は鳥肌が立ちました。
お盆に帰省した時に、カラオケで歌ったばかりでした。
最後に
私にとっては突然のことだったので驚きを隠せない部分はありますが、関係者の方々はもっと辛いと思います。私に大層なことは出来ませんが、これからもさユりさんの音楽を聴いていきたいと思っています。それが私にとっての出来ることです。
同世代の方ということもあり、考えさせられることが多くありました。
世代がどうであれ、生きること・健康でいることは当たり前ではありません。日々、感謝をしながら過ごしていきたいと思います。