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自分さがしの旅 part39 嫉妬は探求心

あなたは、相手を見たあとに自分の弱みをどう考えますか。相手を羨みますか。自分を蔑みますか。

私は、相手を羨み、自分の弱みを強く痛めつける。そのやり方でしか、自分と向き合う術を知ろうとしなかった。

今は、自分の弱みは歯がゆい存在であり、可愛いと感じるあいまいさを抱く。だからといって、自分が好きになったわけではない。

たとえば、ダウン症の子どもを見て、多くの人が「かわいい」と言う。しかし、彼らは顔が整っているわけでもなく、姿勢がきれいなわけでもない。現世のかわいいの定義には当てはまらないけれど、愛おしいと実感する。

かわいいの定義は、自分の核による「こだわり」の近さで決まる。人には決めきれない歯がゆさは、努力しても変わらない現実に向き合う姿に応援したい気持ちのカタチ。


私は、幼いころから虫歯になりやすい体質だった。今だからわかる答えは歯磨きの残し忘れ以外に、唾液がでにくい砂漠化のくちの中、発達遅れの影響は歯にもあったことが分かった。

近年は、甘いものを控えて若さに背を向けた生活をしていたが、虫歯の進行があった。これが自分の弱みであり、歯がゆさの証。

同年代は、甘いものや季節限定スイーツを楽しんでいる。指をくわえて見てるしかない自分。はい、嫉妬している。そして、考えた「嫉妬のカタチ」を。

嫉妬は、自分のわがままの証。であり、知らない時間の探求心の姿である。

探求心は、人生を彩るランウェイにもなり、経験は石畳の道になる。ときに、石が砕けひびが入ることも体験に。体験のさきに見えた喜びに、水を撒くことも、カラーパレットを溶かすことも。

すべては、自分が空を飛ぶための「つばさ」を見つけるための気づき。

嫉妬を抱くのは、自分と対話する力があること。相手の良さを見つけるのが上手いこと。羨みを高めるより、探求心を輝らせるほうが楽しい。

時間は有限。お金は経験の源。ならば、自分の石畳の道に花咲かせ。人は、簡単に騙せる生き物かもしれないけど、こころに飼っている生き物まで見たままの姿かは分からない。

だから、相手を惑わせ。自分のなりたい姿は化けられる。

嫉妬を抱く気持ちは、醜いのではなく、どれだけ言葉にして行動の指針にするかを考える原動力になるから。頑張るために、はじめに弱音を吐くのは良いこと。その分、歩いた長さが輝きをおびるから。


自分の弱みである歯がゆさは、ないものねだりの答えかもしれない。だから、どうしたの。自分という世界観のなかでしか生きていけない私。

弱みのカタチは、いろは、どんなものでも愛でたもの勝ち。大人になるって、なんでも解決できるヒーローだと思っていたが、違った。どれだけ自分という世界観にパズルをはめて、笑って過ごせるかのゲームでしかなかった。

「大人になった」と実感するのは、逝くときかもしれない。

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