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黛灰について② ありがとう。じゃあね。

にじさんじの推しの一人、黛灰がにじさんじを去りました。
そして、これで「黛灰の物語」は完全に終幕になりました。
私は彼が残してくれた1ヶ月の配信スケジュールのどれもどうしても見ることができなくて、最後の1時間半だけ、ラストの配信を見ました。結論から言うと、ボロ泣きでした。本当に、本当に素敵な人だったんだなって思いました。にじさんじライバーだけじゃなく、たくさんの人、ものに影響を残して、たくさんの人達の架け橋になった人なんだなって思いました。こんなに素敵な人を推してたんだって、改めて気づけて、最後の最後にこのことに気づけたのが嬉しくて、悔しくて。言うべきではないと分かっていたのに「行かないで」って思ってしまって。笑顔で見送ることができなかったことに申し訳無さがあります。ごめんね黛。

7月2日、彼が活動終了を発表したとき何故か受け止められた自分がいて、「ああ、そうか」って思ってしまった自分がいて、残された1ヶ月ずっとその気持ちで過ごせると思っていました。でもそんなこと全く無くて。彼の活動終了のお知らせの配信も最後まで見れてないし、それまでの配信も見返せてないし、ラスト1ヶ月の配信も見れてないし。見たらあともう少しなんだって実感してしまう気がして、ずっと逃げていました。
だけど生前葬の明那の涙を見て(聴いて)、黛が私に与えてくれた影響とかを思い出して、最後の配信は絶対見なきゃ、見届けなきゃって思いました。まあ見たらボロ泣きしたんですけど。何なんですかあのエンドロールは。最後のあのメッセージは。あのイメージソングは。あの「鈴木悠理」さんからのメッセージは!!!準備してないとか言っときながら色々準備してあって。本当に、最後の最後まで「黛灰」だったなって思います。

黛が与えてくれた影響は、考え方と絵に関することです。いろんなことへの黛の考え方って、私と似てるところも多かったけど、違うところもたくさんあって。ちゃんと自分の意見を持ってる人だなって思いました。だからそれが受け入れられないこともあったと思うし、たくさん悩んだんだと思うけど、ちゃんとそれを貫き通す彼は本当にかっこいいなと思います。こんな人になりたいって思う人の一人が黛でした。
絵に関して。実は私が一番たくさん描いたライバーは黛なんです。ふと「あ、絵描きたいな」って思ったらノートでもルーズリーフでもメモ帳でもとりあえず黛を描いてました。そしてその黛を描いて、「もっと描きたいな」と思って他の絵も描き始めるのが私のスタイルでした。いろんな黛を描いてきました。これからも私は黛を描き続けると思います。

これからにじさんじを知る人は黛を知らないのかと思うと、すごく不思議な気持ちになります。そこにいるのが当たり前だった人を知らない人が現れるのって、上手く言い表せないけどなんか不思議だなって誰かがいなくなるたびに思います。だけどそんな人に、私がこれからにじさんじを紹介する人に、「こんな素敵なライバーがいたんだよ」って伝えたいなって思います。ぶるーずとかメッシャーズのことも。もちろん唯一の歌ってみたが「およげたいやきくん」だったことも伝えます。これ必修にします。
にじさんじの黛灰はいなくなったけど、でも「黛灰」という人間はこれからも生き続けるから。今私達にできることは彼のこれからの幸せを願うことなんじゃないかなって思います。元気に生きろよ黛。

多分これからちょいちょい書き足すと思うけど、泣きそうだし言葉が溢れて溢れて止まらないのでこの辺で。

最後に、黛灰へ。
少しの間だったけど、出会ってくれてありがとう。黛灰というライバーに出会えて、あなたを推せて良かった。幸せでした。楽しかったって言ってくれてありがとう。楽しませてくれてありがとう。黛灰でいてくれてありがとう。
クールに見えて芸人で、仲間想いで、ストイックで、最後まで「黛灰」でい続けたあなたが大好きです。
本当はまた会えるのを願って「またね」って言いたいけど、それは最後までリスナーのことを想って、仲間のことを想って、そして誰よりも「黛灰」を想っていたあなたに失礼だと思うから。最後意図して「またね」って言わなかったんだと思うから。
お疲れ様。じゃあね。

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