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推し活とオタ卒

子どもを出産してから、BTSに興味が少なくなってしまった。
飽きたと言えば、簡単だけど、もっとこうなんと言えば良いかわからないけど、
あの頃と同じ熱量で追えない自分がいるけど、それを認めたくない、みたいな、そんな感じだ。

思えば、コロナ禍にBTSと出会い、そこから私の人生は好転した気がする。
自分自身が昔よりも愛おしく思えるし、自分の母とも共通の推しができた事で友達のように仲良くなれた。
そうしたら、不思議と今の夫と出会い、結婚し、今や娘も生まれた。
人には必要な時に必要な出会いがあるらしい。
私にはあの時、BTSに出会う必要があって、もう今の私には必要がなくなってきているのだろうか。
自分を愛すること、努力すること、休むこと、今を一生懸命に生きること、色々なことをBTSから教えてもらったし、たくさんの幸せをくれた。
だからこそ、オタ卒に踏み切れないんだろう。
もう一度、あの熱量で、熱中して応援したい。
そんな日がまた来るのだろうか。

娘が泣いている。
私には、もう手にいっぱいの大切なものがある。
今ある幸せを大切にするには、別の大切なものを手放さないといけないのかもしれない。
でも、まだその勇気が出ない。
もう少し、もう少しだけ、私の支えになっていてほしい。
もう支えは必要ない、大丈夫だから、今までありがとうと言えるその日まで、推し活を続けさせてください。

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