Unixワンライナー復習
UNiXのワンライナーは、シェルコマンドを1行で記述することで、様々な操作を効率的に行うことができるコマンドの集まりです。以下に1UNiXワンライナーとその説明を示します。
ls -l | wc -l - 現在のディレクトリ内のファイル数を表示します。
find . -name "*.txt" -exec grep "pattern" {} \; - 現在のディレクトリ以下の.txtファイルから"pattern"という文字列を検索します。
sed 's/pattern/replace/g' file.txt - file.txtファイル内の"pattern"を"replace"に置換します。
awk '/pattern/' file.txt - file.txtファイル内の"pattern"を含む行を表示します。
sort file.txt | uniq - file.txtの重複した行を削除して表示します。
du -sh * - 現在のディレクトリ内のすべてのファイルとディレクトリのディスク使用量を表示します。
df -h - マウントされているファイルシステムの使用量を分かりやすい形式で表示します。
ps aux | grep 'process_name' - 実行中のプロセスから'process_name'を含むものを検索します。
kill -9 $(ps aux | grep 'process_name' | awk '{print $2}') - 'process_name'で実行中のプロセスを強制終了させます。
cat file1.txt file2.txt > file3.txt - file1.txtとfile2.txtの内容を結合してfile3.txtに出力します。
head -n 10 file.txt - file.txtの先頭から10行を表示します。
tail -n 10 file.txt - file.txtの最後の10行を表示します。
cp /path/to/source /path/to/dest - ソースからデスティネーションにファイルをコピーします。
mv /path/to/source /path/to/dest - ソースからデスティネーションにファイルを移動します。
rm -rf /path/to/dir - ディレクトリとその中身を再帰的に削除します。
mkdir -p /path/to/dir - 中間のディレクトリを作成してディレクトリを作成します。
ln -s /path/to/source link_name - ソースへのシンボリックリンクを作成します。
echo "text" > file.txt - "text"をfile.txtに書き込みます。
cat < file.txt - file.txtの内容を標準出力に表示します。
chmod 755 file.txt - file.txtのパーミッションを755に変更します。
chown user:group file.txt - file.txtの所有者とグループを変更します。
gzip file.txt - file.txtを圧縮します。
gunzip file.txt.gz - file.txt.gzを展開します。
tar -czf archive.tar.gz /path/to/dir - ディレクトリをtar.gzアーカイブに圧縮します。
tar -xzf archive.tar.gz - tar.gzアーカイブを展開します。
curl http://example.com - URLの内容を標準出力に出力します。
wget http://example.com/file.zip - ファイルをダウンロードします。
ssh user@host - リモートホストにsshログインします。
scp /path/to/source user@host:/path/to/dest - ファイルをリモートホストにセキュアコピーします。
rsync -avz /path/to/source /path/to/dest - ソースとデスティネーションを同期します。
ssh-keygen -t rsa - SSHキーペアを生成します。
cat /proc/cpuinfo - CPUに関する情報を表示します。
cat /proc/meminfo - メモリ使用状況を表示します。
netstat -antp - ネットワーク接続と関連プロセスを表示します。
ping example.com - ホストに対してpingを実行します。
traceroute example.com - ホストまでのネットワークルートを追跡します。
whois example.com - ドメインの登録情報を取得します。
dig example.com - DNSルックアップを実行します。
ifconfig - ネットワークインターフェイスの設定を表示します。
iwconfig - ワイヤレスネットワークインターフェイスの設定を表示します。
crontab -l - 現在のcronジョブを一覧表示します。
echo "* * * * * /path/to/script.sh" | crontab - - cronジョブを追加します。
sudo command - rootユーザーとしてコマンドを実行します。
su - - rootユーザーに切り替えます。
useradd user - 新規ユーザーを作成します。
passwd user - ユーザーのパスワードを変更します。
which command - コマンドの実行パスを表示します。
man command - コマンドのマニュアルページを表示します。
alias shortcut="command" - コマンドの別名を作成します。
history - コマンド履歴を表示します。
sleep 5; command - 5秒待ってからコマンドを実行します。
top - プロセスの使用リソースを動的に表示します。
free -m - 使用可能なメモリ量をメガバイトで表示します。
lsof -i :80 - ポート80を使用中のプロセスを一覧表示します。
last - 最後にログインしたユーザーを表示します。
uptime - システムの稼働時間を表示します。
hostname - ホスト名を表示します。
uname -a - カーネルおよびOSの詳細情報を表示します。