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「100のドラマから」笑うマトリョーシカvo.1

皆さん、見ましたか?
面白かったですね。


TBS 「笑うマトリョーシカ」

テンポの良いストーリー

とてもテンポよくストーリー、絵が流れ、見ていて飽きのこない第1話でした。また、シリアスな”玉山鉄二”、気色の悪い”櫻井翔”、気持ちの良い”水川あさみ”と色の違いが濃淡を与え、見ごたえのあるドラマでした。

「これからも僕を見ていてくださいネ」

清家一郎(櫻井翔)のこの一言がとても、気色悪く印象的でした。相手を期待させる表情でもなく、見下す表情でもなく、愛情を感じさせる表情でもない。言葉と表情の「ちぐはぐさ」が気色悪さをより一層引き立てていました。受ける側の香苗(水川あさみ)の反応も「?」を感じているように私には見えたシーンでした。

記憶、感想、簡単に今後の予想をメモ書きで書いていきたいと思います。
まだ、見ていない方は、ドラマを見てから、お読みください。


1.縦筋 「父・兼髙(以下 高)」はなぜ殺されたのか?

香苗(水川あさみ)の父・兼高(渡辺いっけい)は何かを知ってしまったから、もしくは、何かを知ろうとしたから殺害されてしまったのだと、今は、考えられます。
殺害後、犯人がPCや清家(櫻井翔)、鈴木俊哉(玉山鉄二)の写真を持ち去ったことを考えると、以下の3ポイントが考察できます。

  • 鈴木俊哉の過去を知ってしまったから

  • 清家の過去を知ろうとしたから

  • BG事件の真実に近づいたから

いずれにせよ、次週の予告で、清家周辺で何人かの殺人事件が発生していた過去が明かされるため、ドラマ前半である程度、道筋はつくものと思われます。

2.縦筋 鈴木俊哉(玉山鉄二)の真の目的は?

第1回を終え、鈴木が清家(櫻井翔)の糸を引く”フィクサー的”存在に描かれている為、鈴木が清家を国会議員に仕立て上げ、何かの目的を達そうという風に見えます。
そして、その目的は、BG事件の全責任を負わされ自殺に追い込まれた鈴木の父・宇野耕介(河野達郎)の恨みを晴らすことに見えます。
ですが、おそらく、これは原作者の誘導のような・・・
清家の父に関する”何か”を果たす為、鈴木、清家、佐々木(渡辺大)の3人で何かを起こそうとしているように見えてしまって仕方がありません・・・

3.縦筋 BG事件の真実と解決

28年前にビッグガリバー(BG)社の不動産利権に、当時社長であった宇野(鈴木俊哉の父)と政治家数名が関与している事件の真実とは。
事件後、志和会(現清池会)に2億円が渡ったであろうと兼高は考えており、当時の志和会に属している政治家に当りを付けていました。
現在、志和会は清池会と名前を変え、現職総理羽生が会長職となっています。
清家の父和田島(加藤雅也)は当時の志和会に属しており、BG事件へ関与、もしくは、反する形で関与している可能性があります。
このBG事件が、上記に挙げた縦筋1.2に大きくかかわってくることは必至と考えています。

横筋 道上香苗(水川あさみ)はどうして永田町出禁?

縦筋ではありませんが、香苗はどうして永田町を出禁になってしまったのか?社会部記者・山中(丸山智己)は何かを知っていそう?

こんなところでしょうか?
28年前と現在を行ったり来たりしながら、縦筋が進みますので、しっかりと糸を解きながら見ていく必要のあるドラマです。
第2話も楽しみです。

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