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キラキラしたものが苦手な話

キラキラしたものが苦手だ。
急上昇中な有名人。
恋人ができたばかりの人。
純粋無垢な瞳。
私を好きでいてくれる人たち。

テレビ画面やLINE、1枚壁を隔てれば、
何事もなく、好きでいられる。

一歩超えて、目の前にその存在が現れた時。
後ろを向いて逃げ出したくなる。
キラキラに捕まる。
逃げたい。
怖い。

きっと自分にはないそのキラキラを持つ人が羨ましくて。
大好きで。
触れては、
自分なんかが関わってはいけないような気がして。
全力で逃げたくなる。
きっと私は、彼の、彼女の、
大切なものを壊してしまうから。

遠くから眺めて、
勝手に応援したり
勝手に元気をもらったり
それで十分だ。それくらいがいい。

だって、その人たちは、モノは、私の光だから。

だから私は
キラキラしたものが苦手で、

だけど、すごく好き。


エゴでしかないけれど

あわよくば、私はあなたに救われているんだよ、ありがとうという気持ちが届きますように。




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