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ロアッソ熊本 対 レノファ山口の試合を現地観戦してきた感想

結論から言うとめちゃくちゃ楽しかった。
初めて行くスタジアムなのでそれだけでワクワクしたしホーム最終戦ということもありお客さんも多く雰囲気が良い。

マッチスポンサーの社長さんの挨拶がとても素晴らしく本当にチームをサポートしたい気持ちが現れていた。こういうスポンサーがいるのはかなり羨ましい。

スタジアムDJさんがとても個性的でインパクトが強かった。とにかく盛り上げ上手だし声もいい。なによりずっとピッチサイドにいたのが驚いた。リアクションも抜群によく、本当にチームを愛してる方だと思った。今シーズン限りで退任らしくとても残念。選手が労いの言葉をかけてたのは少し涙が出てしまった。

肝心の試合はというと、お互いが撃ち合う90分だったかなという印象。熊本のGKの働きが素晴らしく個人的はMOMでも良かったと思う。
フィールドプレイヤーで気になったのは8番、17番、19番の選手(勉強不足なので背番号呼びで失礼します)。8番のボール奪取、17番のゲームメイクはとても素晴らしく、2点目はこの2人によるデザインされたセットプレーからの得点。本当に美しいゴールだった。

それらの選手を差し置いて本当に輝いて見えた19番。まずボールを持った時の姿勢が本当に綺麗。比較して申し訳ないが10番の選手がかなり前傾姿勢なのに対し19番は背筋がスっと伸びてた。これにより視野が広がる。
その結果なのかとても周りが見えててプレー選択を間違えなかった。さらに姿勢の良さから転倒することもなくボールロストもかなり少なかった。もちろん身体の強さもあるのだろうが。

チーム全体としてはベクトルがゴールに向いてるので無駄なパスなどが少なく本当に見応えがあった。パス回しをゴールを奪う為の手段として捉えてるのは明確だった。パス回しが目的になってるチームに見習って頂きたい。天皇杯ベスト4は伊達じゃない。

これからオフシーズンを迎えるロアッソ熊本。昨年ほどの戦力ダウンは無いだろうが主力選手の流出は恐らく避けられない。どれだけ選手を残せるのかが来シーズンの鍵なのは間違いなく、それ次第では来シーズンがとても楽しみなチーム。あれだけの怪我人を抱えててJ2残留は本当に良くやってると思う。

昨シーズンはJ1参入プレーオフで惜しくも昇格ならず、今シーズンは天皇杯ベスト4。

間違いなく来シーズンが楽しみなチームである。


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