2018年の今、楽しいFPSであるDoomを遊んでみよう
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2018年の今、楽しいFPSであるDoomを遊んでみよう

Namsan

わたしはDoomが好きです。どのくらいDoomが好きかと言うと、MAPをいくつか作ったり、人が作ったMODを自分好みに改造したり、外国のDoomのフォーラムに行ってMODのバグ報告や要素の提案などを頻繁に行うくらいには好きです。
なので、この記事では2018年の今にDoomを遊ぶべき理由を説明します。

そもそもDoomって何?

Doomは、id softwareによって1993年末にリリースされたFirst Person Shooter(一人称視点シューター)です。あなたは火星の衛星にいた宇宙海兵隊の唯一の生き残り、Doomguyとなって、地獄から着たデーモンたちを撃ち殺したりチェーンソーで斬ったりします。移動がとても早く、敵の攻撃を避けながら敵を撃ち殺していく楽しさがあります。これはゲームの歴史の中で初めて作られたFPSでは決してありませんが、”FPSゲームの方向性”というものを定義したゲームではあります。事実、FPSゲームたちは90年代の半ばくらいまではFPSではなく”Doomクローン”と呼ばれていました。
1994年にはDoom 2: Hell on Earthがリリースされました。ゲームエンジンはほぼ同じですが、新しい7種類の敵とスーパーショットガンが追加されており、ゲームの幅が広がったので、ユーザー作成MAPの9割以上はこのDoom 2向けに作られています。

この他にもDoom3やDOOM(2016)がありますが、これらは別のエンジンで作られてる別のゲームなので、今回の記事では割愛します。

なぜ2018年の今、Doomを遊ぶべきなのか

理由は大きく分けて2つほどあります。まず核となるゲームプレイが楽しい上に、それを増幅する楽しいMODやユーザー作成MAPがDoomにはたくさんあるからです。

Doomの核となる楽しさ

Doomは単純ですが、奥深いゲームです。プレイヤーは様々な武器を使い、かなり早いスピードで走り回りながら銃を撃ち敵を殺していきます。
武器には近距離で非常に効果的なスーパーショットガンや、爆発を起こし中距離で効果的なロケットランチャー、とても大きくてとてもダメージが大きいBFG9000など、様々なものがあります。遠距離でも効果的な武器は強いて言えばチェインガンくらいなので、基本的にはプレイヤーを敵に近づかせて戦わせるバランスになっています。初期のFPSのため武器のシステムはかなり単純で、弾倉をリロードしたり照準器を覗き込むといったシステムはないので、走り回りながらでも敵に弾を撃ち込むのに専念することができます。
プレイヤーが戦う事となるDoomのモンスターは、特殊なものを除くと17種類です。即着弾を発射してきて体力が低いゾンビ兵、見て避けれる火炎弾を飛ばしてくるインプ、近づいて噛み付いてくるピンキー、敵を召喚してくるので早めに殺さなければならないペインエレメンタル、ホーミングミサイルを撃ってきて厄介なレブナントなど、様々な相手がいます。敵の体力はリアル志向なFPSと違ってやや高め(ゾンビ兵たちは除く)なので、見敵必殺なゲームではなく、攻撃を避けながら敵に近づき、撃ち続けるというのが大事になってきます。
もし敵の攻撃が別の種類の敵にヒットすると、同士討ちが発生するのもDoomの特徴です。大量の敵が出てくる場所では、もう特に意図しなくても発生するので、モンスター同士が撃ち合ったり殴り合い始めて戦いに不規則性を加えます。
こういった要素が絡み合い、Doomはただの歴史的な価値があるゲームではなく、今遊んでも面白いという類まれなゲームとなっています。

ユーザー作成MAPやMOD

ユーザー作成MAPが山程あるのも、Doomの特徴です。
Doomがリリースされた翌年の1994年の頃から、DoomプレイヤーたちはDoomのMAP(日本的にいえばステージ)をたくさん作り続けてきました。最初の方に作られたものは品質があまり高くありませんでしたが、年が経つにつれてだんだん品質が高いものが増えていき、2010年代の今ではもはや本編よりも品質が高く、デティールなどにも気が配られているユーザー作成MAPがたくさんあります。今現在でもDoomのMAPは作られ続けているので、あなたがもし仮にいま存在しているすべてのユーザー作成MAPを遊び尽くしたとしても、まだ終わりではありません。

MODに関しては、特に発展が著しいです。
最初のうちは素のDoomエンジンでMODを作るしかなかったため、”敵の体力を変更する”とか、”武器が撃ち出す弾を別のものにする”くらいしかありませんでした。
しかしながら、現在ではGZDOOMと呼ばれる様々な機能や改善が施されたDoomエンジンがあるため、GZDOOM用に様々なMODが作られています。武器やモンスターを変更し、ゲームプレイを変化させるMODは山程あるので、あなたの好みに合うものを見つけることは必ずできるはずです。また、Doomにゲームプレイに一切手を加えず、演出や敵や武器のアニメーションをより丁寧にするといったMODもあります。その他にも、HUDに新たな情報を追加するMOD、敵に与えたダメージを表示するMOD、敵のヘルスバーを表示するMOD、特定の条件を満たしたときに自動的にオートセーブを作成するMODなど、Doomのゲームプレイをより楽しくしたり便利にするようなMODが続々と出てきています。2016年の末にGZDOOMに"ZScript"と呼ばれる新しいプログラム言語が実装されて以来、既存の枠組みにとらわれないこういった新しいタイプのDoomのMODが出てくるようになりました。

(武器やモンスターを変更するMetaDoomと、
ダメージ表示MODのDamNumsを使用)

Doomを遊ぶには

まず、Doom2を買うか、FreeDoomを入手し、GZDOOMを起動するためのIWADを入手する必要があります。

FreeDoom
は無料でダウンロードできる代わりに、グラフィック、音楽、MAPなどがすべて差し替わっています。ユーザー作成MAPを遊ぶ分には問題ないですが、一部のゲームプレイMODを遊んだときにグラフィックが少しおかしくなる恐れがありますが、あくまで見た目だけです。
Freedoomはここからダウンロードできます(Phase 1+2を選択)
Freedoomをダウンロードし、解凍したら、中にfreedoom2.wadがあるのが確認できると思います。これがIWADです。

Doom2は有料ですが、Doom2本編を遊ぶことができ、ゲームプレイMODを遊んだときに見た目がおかしくなる恐れがありません。
Doom2の値段はSteamGoGなどでは5ドル、セール時は2.5ドル以下です。
Doom2を購入してインストールしたら、インストールフォルダの中にDOOM2.wadがあるかを見ておきましょう。これがIWADです。

IWADを入手できたら、次はGZDOOMをダウンロードしてください。
GZDOOMはここからダウンロードできます。
GZDOOMの圧縮ファイルを解凍して、先程入手したIWADを中のフォルダに入れればよいです。そしてGzdoom.exeを起動してDoom2.wadかFreedoom2.wadを選択すれば晴れてGZDOOMでDOOMを遊ぶことができるようになるはずです。

最低限やっておくべきGZDOOMの設定

GZDOOMはデフォルトの設定でも一応は動きますが、一部の設定はちゃんとやっておいたほうが快適に遊べます。
とりあえず、キーボード、マウス、そして解像度の設定だけはやっておいたほうが良いです。

OPTIONSをクリックすると、設定画面に飛べます。
CUSTOMIZE CONTROLSからキーバインディングの設定ができます。デフォルトだと移動キーがカーソルキーになってるので、現代的にしたい人はWASDなどに振り直しておきましょう。
MOUSE OPTIONSでは、FOWARD/BACKWARD SPEEDのスライダーを0にしておきましょう。でないと、マウスを前や後ろにしたときにプレイヤーが前後に動きます。普通のFPSのように上下に視点を動かしたい人は、ALWAYS MOUSELOOKをONにしときましょう。
SET VIDEOMODEでは解像度などを変更できます。フルスクリーンで遊ぶ人は、CHOOSE RESOLUTION PRESETであなたがつかっているディスプレイの解像度を選んでください。
これは必須ではないですが、DISPLAY OPTIONS>OPENGL RENDERER>TEXTURE OPTIONSから、TEXTURE FILTER MODEをNONEにしておきましょう。フィルターがONになってると、Doomの特徴であるドット絵のグラフィックが潰れてかなり醜いです。

どこでMODを入手するか

DoomのMODが入手できる場所は、主にZDoomForumModDBがあります。
ZDoomForumには、様々なMODがあります。
Board Index > Projects に向かうと、そこにはたくさんのMODスレッドが建っていて、そこからMODをダウンロードすることができます。
Gameplay Modsのサブフォーラムには武器やアイテムや敵を追加してゲーム性を買えるMODのスレッドがあり、Graphics And PatchesにはHUDや見た目を変えるMODのスレッドがあります。
ModDBは、Brutal Doom系列のMODが多いです。
DoomのMODのページ に向かうと、そこには主にBrutal Doom関係のMODがあります。ただここのサイトはZdoomForumよりあまり管理されてないので、中には怪しいMODもあるので気をつけてください。
わたしはZdoomForumで主にMODを見ているので、ModDBについてはわからないことも結構あります。

MODをダウンロードしたら、拡張子がPK3やWADのファイルがあると思います。それをGzdoom.exeにドラッグ&ドロップすれば、MODを読み込んでGZDOOMを開始できます。

この記事だけだと説明不足でわからないことがある!

それは想定内の反応です。
この記事はDoomを初めて遊ぶ方向けにつくりましたが、やはりGZDOOMの導入やMODを使うときに不明な点が出てきてつまづく事があると思います。
なので、私達Doomer達はDOOMJP Discordサーバーを作り、そこで情報交換をしています。このサーバーにはDoomを好きな人が大勢いるので、Doom関連の質問なら、私達は簡単に答えることができます。MAPやMOD作成についてのことも大体のことなら簡単に答えられます。
DoomJPへの招待リンク(Discordはブラウザからでも使用できます)

便利なリンク集

日本DoomWiki
日本人向けのDoomについてのWikiです。情報は古いところもありますが、様々なことが書いてあります。
おすすめゲームプレイMODリスト
これは私がつくった、Doomの楽しいMODリストです。ダウンロードする場所へのリンクやMODの内容の解説、一部のMODの詳細解説が載ってます。
Doom Builder 2 おおまかなマニュアル
Kurashiki氏の、MAP作成のためのチュートリアルが載ったウェブサイトです。
DoomWiki.org
もし英語を読めるなら、このDoomWikiは素晴らしい場所です。ここはDoomに関しての情報の宝庫です。Wikiaのものとちがって、Doomについて詳しい信頼できる人達によって書かれています。
ZDoomWiki
ZDoomやGZDoomに関連した情報が載っているWikiです。英語ですが、もしあなたが本格的にMODを作ったり、MODを改造したいと思ったのならこのWikiはとても役に立つはずです。


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どうも
Namsan
ゲーム、ゲームでの暴力表現、英語、英語圏のインターネット文化などに興味があります。私は自分が好きだったり面白いと思ったものを広めたいと思って記事を書いてるので、当分の間は無料記事しか書かないと思います。コメントなどをしてくれると励みになります。