加工食品を汚してから菌検査する意味

(液体の)加工食品を菌検査する場合、製造または試作した製品を検査し、菌がいないことを理想とるすのが一般的ではないでしょうか。

わたしは中小企業の品管には、その検査に加えて、加工食品に雑菌であえて汚し、汚した当日と数日後の2回菌検査することをお奨めします。


なんでそんなことをするのか。
それは、商品開発をしていてこんなこと、工場なり、営業から聞かれることありませんか。

「この商品、常温で大丈夫?」

食品業界にいれば(あるいはそうでなくても、)、味の濃い加工食品は常温でも安全で、水に近づくほど危険という感覚をもっていると思います。
(実際には配合される原料次第で、水だけの時より危険な時もあるでしょう)

その OK とOUT の境界を示す指標を創ってみませんか、ということです。
これを目指す場合、製造品(試作品)を検査するだけでは不十分なんです。


(つづく)

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