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20年来の友達

友達と呼べる人はそう多くない。
昨日は、その一人、なおちゃんと4年ぶりにランチをしながら、しゃべった。
彼女との出会いは、ちょっと変わっていた。

20年前、私はある工務店で家を建てたのだが、彼女もその工務店で家を建てた。契約後、工務店は、私たちがキッチンや洗面所、お風呂を選ぶ参考になるように、バスツアーを開催した。ランチ付きで、パナソニックや、イナックスのショールームに行くツアーだった。

私たちの営業担当の方が同じで、ランチの時にお互いを紹介された。
たまたま、私の3人目の子ども(例の息子)と、彼女の長男が、同じ年だった。気があって、それから、家が建つまでは、お互いの家に行ったり来たりして、お互いの見積書を見せ合って、家の建つ間、楽しんだ。
彼女の洗面所が素敵で、いくらか聞いて、うちには、予算オーバーだと諦めたり、壁紙などもお互い参考にした。
私の家が建った時も、最初に招待した友達は彼女だった。

2か月後、彼女の家が建った時も招待してもらった。同じ工務店でも全く違う家が建つ事に半ば、感動した。

4年ぶりに会ったが、昔を懐かしながら、4年間のいろいろあった話をして、6時間もぶっ通しでしゃべっていた。

私にとって、気の合う友達はかけがえのないものだ。若いころは、いろんな人と付き合ってもきたが、もうこの年になったら、気の合う数人の人だけでいいなーと思う。コロナ渦、本当に会いたい人かと自分に問うた。ノーの人とは、疎遠になったけれど、それは、致し方ない事かもしれない。

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