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退職代行をする仕事

退職代行をしてくれる弁護士や会社があると知ったのは、1年ほど前だ。妹の会社でそれを使って辞めた人がいたらしい。

調べてみると、退職代行の会社は増えていて、需要もあるようだ。退職はとても大変だ。辞めるか、迷って、決断して、上司に話し、辞表を書き、何日付けで辞めるとなってから、その日まで、普段の業務をこなさなければならない。さらに、引継ぎ、取引先への担当変更なども、冷静にこなし、退職当日は、みなに挨拶をし、その後、制服などをクリーニングして、持ってくることも必要なら、しないといけない。本来、したくないが、それが、人として、当然だと思っていた。同僚も、上司も、最後には、「お疲れ様」とねぎらってくれる。次回へ繋げる、儀式だと思う。しかし、それをお金でやらない人がいるのだ。それも、相当な人数の人が利用している。なぜ、こんなことになっているのか、興味があり、ちょこっと調べてみた。

退職代行とは

労働者の代わりに会社に退職の意志を伝え、手続きをしてくれることを業としている会社だ。
退職の日だけでなく、有休の消化や、未払いの給与の事も対応してもらえる。費用は、2万円~5万円くらい。


人として、楽な方を選ばず、自分でするべきと思っている。しかし、別の視点で考えてみると、それを選ばなくてはいけないほどの状況に追い込まれているともいえる。相当のブラック企業だったり、パワハラ上司は今でも存在する。精神を病んでしまう前に、こういう手段に出る事は、ありかもしれない。弁護士というのは、法律のスペシャリストなので、知らないと損をすることを教えてくれる。ただし、その手腕はまちまちなので、ちゃんと見極める必要があるだろう。


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