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4年前のコロナパンデミックを振り返って

そういえば、4年前の今頃は、いきなり学校が休みになり、何がなんだか分からない状態でしたね。
鍼灸院は閉めなくてよかったですけれど、患者さんはかなり減りました。
鍼灸が怖いんじゃなく、来る電車に乗るのを躊躇される方、子どもが学校が休みなので、出られなくなったという方。孫の世話を頼まれたという方。
家族や職場から、不要な外出を控えるように言われたからという方など、キャンセルがありました。
それでも、通ってくださっている方には感謝しかありませんでした。

その前の年、2019年は、患者さんの数は増えつづけていて、売り上げも、結構あったので、このままいくと、休みないなーとか思っていたくらいです。
それが、2020年3月4月は、半分近くまで売り上げは落ち、さすがに恐怖におののきました。コロナよりそっちね。

しかし、6月にもなると、徐々に街も動き始め、学校も部分的に再開され、どん底は免れました。その時に、「あれ、このくらいの売上でもやっていけるやん」と思ったのです。2019年に比べたら、暇だと感じていたのですが、開業1,2年目と比べると、はるかに忙しいのです。暇、忙しいというのは、比較の問題ですね。

それから、あまり働かなくてもいいのではないかと感じるようになりました。もちろん、新規の患者さんが来てほしいですし、売り上げも気になります。でも、気持ちが楽なんです、がつがつしていないのです。忙しいのもオッケー、暇なのもオッケーです。なんとかなるというのを経験できたいい機会でした。

そのおかげで、いろんな事が出来ました。もし、あのまま、2019年の売り上げがさらに上がっていたなら、noteも書けていなかったでしょう。今の方が、間違いなく楽しい毎日を送っています。


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