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私たちの夫婦の話⑩別居後夫と電話で話したのは2回のみ

別居して7年になりますが、電話で話したのは2回だけです。1回は、別居して1年半くらい経った時、娘が高校1年の2月、公立高校からインターナショナルハイスクールに編入したいと言った時です。お金の相談をしたのです。そうしたら、「そんなお金どこにあるん?諦めさせろ」と言うではありませんか?夫は、別居してから、子供たちには会っていなかったので、娘が迷いに迷って編入を決めた事もしりません。娘の英語が勉強したいという夢を諦めさせろなんてとても言えません。もちろん、インターナショナルハイスクールに行かなくても英語は勉強出来るでしょう。でも、悩んで悩んで編入試験に合格して、私の実家から通う事も私の両親からは了解済みで、そこで諦めさせることはできません。

私は、下の息子の学資保険を解約してそれをインターナショナルハイスクールの学費に当てて欲しいと言いました。夫はしぶしぶ納得しました。学資保険は契約者の夫本人しか解約できないからです。

あと1回は、2022年の年間下の息子が車に乗るようになり、一人暮らしの所で乗っていたのですが、年末に家に帰ってくるときに車を停める場所がなかったので、家に停めてもらうように頼んだのです。夫は私からの電話に驚いて、親戚のおじさんが入院していること、同級生がガンになったことなどを一方的に話しました。あれ、何か声が優しいなと思ったのです。ふと、お茶くらい一緒に行ってもいいかなと思ったのでした。

しかし行かなかった。誘わなかったし誘われなかった。それでよかったと思います。

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