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わてノート 能登半島地震 復興状況など(4月9日)

今日はいくつか気になるニュースがありましたが処理が追いつきませんね。自分のペースでいきますか。
さて、能登半島地震の復興状況を確認していきたいと思います

  • 公共インフラ

    • 都市ガス:復旧済み

    • LPガス:2月末に応急復旧完了、通常出荷体制に移行

    • 電気:石川県内の停電は、安全確保等の観点から電気の利用ができない家屋等を除き 復旧。(4/2 経産省)

    • 通信:携帯電話基地局は各社車載型基地局で応急復旧中

    • 地上波(テレビ・ラジオ):復旧済み

    • 上水:3月末を目安

    • 下水:3月末を目安 管路施設:点検対象 18 市町村 (被害無 :1 市町村、機能確保済 15 市町村、点検中 :2市町村)(輪島市珠洲市)

    • JR七尾線:七尾駅~和倉温泉駅間は、2/15 から運転再開

    • のと鉄道:4/6全線開通

    • のと空港:民航機運航再開(1/27)週 3 便運航(火・木・土)(4/15から毎日運航)

  • その他施設

    • 砂防 土砂災害:440 件 新潟県 18 、 富山県 13 、石川県 409

    • 医療機関:石川県の医療機関において全施設断水解消(4/5)

    • 社会福祉施設:高齢者施設断水71か所、障がい者施設断水28か所停電1か所

    • 防災重点農業用ため池:新潟県1か所、富山県11か所、石川県 270か所、福井県1か所で堤体に損傷を確認

    • 農業集落排水施設:被害あり新潟県11か所、富山県20か所、石川県72か所

    • 廃棄物処理施設関係:石川県、し尿処理施設2か所停止中、焼却施設など全復旧、最終処分場3施設停止中、新潟県焼却施設1か所停止中

  • お住まい・避難所

    • 人的被害 死者245名 重傷320名

    • 住家被害

      • 全壊 8695棟(新潟 102 、 富山 232 、 石川 8361)

      • 半壊 18986棟(新潟 2899 、 富山 687 、 石川 15388 、 福井 12)(4/5)

    • 応急住宅仮設:5161戸着工、1782戸完成(4/5)

    • 避難者数:(1次)3351人(広域)288人(2次等)2689人(4/9)

国土交通省

災害・防災情報:令和6年能登半島地震における被害と対応について - 国土交通省 (mlit.go.jp)

令和6年能登半島地震における被害と対応について(第90報)(2024/04/09 14:00現在)

道路の状況は変化なしですね

令和6年能登半島地震における被害と対応について(第90報)(2024/04/09 14:00現在)

下水の管路は輪島市で99%まで確保となって、ようやくほぼ復旧です。残るは珠洲市で75%ですね。

令和6年能登半島地震における被害と対応について(第90報)(2024/04/09 14:00現在)

上水道の方は断水約6000戸ですかね

令和6年能登半島地震における被害と対応について(第90報)(2024/04/09 14:00現在)

応急仮設は先週末と同じ感じです。

令和6年能登半島地震における被害と対応について(第90報)(2024/04/09 14:00現在)

鉄道については先週末にのと鉄道が全線開通となって復旧完了です。

令和6年能登半島地震からの復旧・復興に向けた災害復旧現地事務所設置について:北陸農政局 (maff.go.jp)

令和6年能登半島地震からの復旧・復興に向けた災害復旧現地事務所設置について(北陸農政局)

あとこちらは農林水産省の北陸農政局ですが、ダム関連は穴水町に現地事務所が設置されたようですね。国交省とは受け持ちが異なるようです

厚生労働省

令和6年石川県能登地方を震源とする地震|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

(3)DMAT 派遣状況(4月9日12時00分時点)
 石川県において DMAT16隊が活動中。(内訳:県庁本部で8隊、病院・避難所等で8 隊が活動)
(4)DPATの活動状況 (4月9日12時00分時点)
 石川県においてDPAT1隊が活動中。(内訳:病院・避難所等で1隊が活動)
(6)その他の医療班の活動状況
 ・ JMAT の活動状況(4月8日12時00分時点) 石川県において現在3隊が活動中
 ・ 日赤救護班の活動状況(4月2日10時00分時点) 石川県において現在2班が活動中
 ・ JRAT の活動状況(4月8日12時00分時点) 石川県において2チームが活動中(内訳:いしかわ総合スポーツセンター2)
 ・ JDAT の活動状況(4月8日12時00分時点) 石川県において3チームが活動中
 ・ 医療コンテナの設置状況(4月8日12時00分時点) 石川県において、医療機関周辺や避難所等の救護活動のため34基を設置 済

石川県能登地方を震源とする地震による被害状況等について(第91報)

(4)災害派遣福祉チーム(DWAT)の活動
 ・石川県において DWAT4県合計10名が活動中(1.5次避難所)(4/9)
(5)社会福祉施設等に対する介護職員等の派遣体制
 ・介護職員、生活支援員等合計で約4,400名が登録(職種や派遣可能時期等が様々で あるため、同時に派遣可能な人数は限定される点留意)(4/2)。
 ・現在、被災地の社会福祉施設等
  ・1.5次避難所で48名程度が活動中(これまでに、 被災地の社会福祉施設等へ655名、1.5次避難所へ1,239名の介護職員等を派遣。さら に、今後100名以上を福祉施設・1.5次避難所へ派遣する)(4/9)。

石川県能登地方を震源とする地震による被害状況等について(第91報)

医療チーム、福祉介護チームも引き続き活動中ですね。

石川県

目的別・令和6年(2024年)能登半島地震に関する情報(対策本部・被災状況) | 石川県 (ishikawa.lg.jp)

(石川県)災害対策本部員会議 第46回(4月9日 17時00分)会議資料

石川県では定例の災害対策会議がありました。気象庁のページに能登半島用の特設ページがまだ設置されているようですね。被災地の天気などの確認にご利用できるかと思います

(石川県)災害対策本部員会議 第46回(4月9日 17時00分)会議資料

避難所等の状況ですが、1次避難が3351と400人ほど減少しました。また2次避難も400人ほど減少となっています。1次避難所はあまり変わっていませんが、2次避難所が40か所くらい減りましたのでそのあたりの影響もあったのかと。

(石川県)災害対策本部員会議 第46回(4月9日 17時00分)会議資料

のと空港は4/15から毎日運航になるようです


(石川県)災害対策本部員会議 第46回(4月9日 17時00分)会議資料
(石川県)災害対策本部員会議 第46回(4月9日 17時00分)会議資料

ボランティアの状況も出ています。県手配分と市町独自分と分かれていますね。県が一般ボランティアなので市町独自はNPO法人系かなと。


(石川県)災害対策本部員会議 第46回(4月9日 17時00分)会議資料

それから被災者の就労支援の相談会が行われているようです。主に加賀と金沢でしたが七尾でも実施しているようですね。

各市町

輪島市ホームページ | 輪島市 (city.wajima.ishikawa.jp)

災害合同相談所を開設します

能登半島地震で被災された方への相談所を開設します。
※会場はJAのと輪島支店となります。
日時:4/13 , 4/20

輪島市

珠洲市ホームページ トップページ (suzu.lg.jp)

志賀町 (shika.lg.jp)

穴水町 (anamizu.lg.jp)

防災情報|能登町役場 (noto.lg.jp)

令和6年能登半島地震に係る上下水道料金の取扱いについて
令和6年能登半島地震に伴う水道料金の漏水減免のお知らせ

能登町

七尾市緊急時トップページ(簡易版)/七尾市 (nanao.lg.jp)

NHK

輪島市 避難所運営の課題を話し合う初めての会議 開かれる | NHK | 令和6年能登半島地震

1次避難所 避難所の支援の先細り 懸念する声|NHK 石川県のニュース

3月までほぼ毎日あったボランティアによる炊き出しの支援は4月に入ってほとんどなくなったといいます。

避難所にあるのはカップめんやパックごはんなどの支援物資です。

また、市によりますと、3月までは避難所の運営支援にあたる県外の自治体職員も派遣されていましたが、現在はいないということです。

避難所にいる30代の電気工の男性は「仮設住宅にも入れず行くところがありません。物資などの支援がないと生活ができないので、できるだけ支援を減らさないでほしい」と話していました。

一方、輪島市門前町の避難所はおよそ50人が生活していますが、3月末、近くに仮設住宅が完成し、今後入居が始まります。

ここでは、ボランティアだけでなく、避難している人たちも中心となって活動しているため、今後そうした人たちが仮設住宅に移ると避難所運営が危うくなると懸念されています。

仮設住宅が進んでくる一方、避難所の支援は終了に向かっているようですね。それは仕方ない面がありますが、やむなく残っている人の間でこうした格差が発生してきますね。こういう問題は神戸の震災の時から変わってないような気はします。

能登半島地震 復旧工事迅速化へ 「調整会議」立ち上げ 石川県 | NHK | 令和6年能登半島地震

能登半島地震の復旧・復興 “集約的まちづくり検討を”財政審 | NHK | 令和6年能登半島地震

天皇皇后両陛下 12日に再び能登半島の被災地へ 穴水町と能登町 | NHK | 令和6年能登半島地震

能登半島地震で津波被害 松波漁港の競り場が廃止 石川 能登町 | NHK | 令和6年能登半島地震

復興まちづくり関係の報道も出てきました。今うたわれているのは創造的復興ということで新たに創造しながら復興するというタイトルになっています。なにがよいかは色々ありますが、今までとは違った街並みや山海の風景に変わっていくのかなと。流れていくものと残るもの。
こういう災害というのは今までゆっくり変わっていってたものが、一気に時計の針を進めてしまうことかもなのしれませんね

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