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わてノート 能登半島地震 復興状況などまとめ(6月22日)

3年ぶりくらいに新人が配属になって新人教育してると、逆に教えてもらうことが多くあって日本の教育システムとかも考え直した方がいいんだろうなとふと思いました。
既に言われてる個々に合わせた教育や先生の過労や人不足とかもありますが、子どもたちが減るということは「人に教えることで自分が気が付き成長する」機会も減るということ。これは相当な損失と失敗を生み出すんだろうなと。ごうまんなおっさんばかりになるということですからね。つまり学校教育とかをサービスのように消費したらあかんのだろうなと思います
さて、能登半島地震の復興状況を見ていきます

  • 公共インフラ

    • 都市ガス:復旧済み

    • LPガス:2月末に応急復旧完了、通常出荷体制に移行

    • 電気:石川県内の停電は、安全確保等の観点から電気の利用ができない家屋等を除き 復旧。(4/2 経産省)

    • 通信:ドコモとAUで一部支障ありで車載型基地局で応急復旧中

    • 地上波(テレビ・ラジオ):復旧済み

    • 上水:3月末を目安5月末で立入困難な地域等の一部地域を除き水道本管が復旧。1900戸が断水(5/28)

    • 下水:3月末を目安 5月で下水道本管は立入困難な地域等の一部地域を除き確保済み 管路施設:点検対象 18 市町村 (被害無 :1 市町村、機能確保済 17市町村)(珠洲市の立ち入り困難な一部地域を除き)(5/28)

  • 交通インフラ

    • 能越道:(のと里山空港 IC~穴水 IC)【1 区間】北向き通行可、南向き通行 止め

    • 補助国道: 40 区間通行止めのうち 34区間(約 9 割)復旧 現在 1路線 6 区間で通行止め

    • 都道府県道等 :3 県 145 区間通行止めのうち 108 区間(約 7 割)復旧 現在 37 区間で通行止め

    • JR七尾線:七尾駅~和倉温泉駅間は、2/15 から運転再開

    • のと鉄道:4/6全線開通

    • のと空港:民航機運航再開(1/27)(4/15から毎日運航)

  • その他施設

    • 砂防 土砂災害:455 件 新潟県 18 、 富山県 13 、石川県 424

    • 河川:5 県(新潟県、富山県、石川県、福井県、長野県)に所在する 12 水系 17河川で点検を完了

    • 港湾 七尾港:8岸壁中3岸壁が利用可能、輪島港:1岸壁が利用可能、飯田港:2岸壁中1岸壁が利用可能、小木港:5岸壁中5岸壁が利用可能

    • 医療機関:石川県の医療機関において全施設断水解消(4/5)

    • 社会福祉施設:高齢者施設断水70か所、障がい者施設断水27か所停電1か所(4/26)

    • ダム 96 ダムの全てで点検終了。うち 94 ダムは異常なし。 2 ダム(石川県管理)で損傷を確認

    • 防災重点農業用ため池:新潟県1か所、富山県11か所、石川県 276か所、福井県1か所で堤体に損傷を確認

    • 農業集落排水施設:被害あり新潟県11か所、富山県20か所、石川県72か所

    • 廃棄物処理施設関係:石川県、し尿処理施設2か所停止中、焼却施設など全復旧、最終処分場7施設停止中、新潟県焼却施設1か所停止中

  • お住まい・避難所

    • 人的被害 死者245名 重傷320名

    • 住家被害

      • 全壊 8418棟(新潟 106 、 富山 249 、 石川 8063)

      • 半壊 21246棟(新潟 3742 、 富山 772 、 石川 16720 、 福井 12)(6/18)

    • 応急住宅仮設:6439戸着工、4695戸完成(6/18)

    • 避難者数:(1次)1066人(広域)77人(2次等)1308人(6/18)

国土交通省

令和6年能登半島地震における被害と対応について(第102報)(2024/06/18 14:00現在)
令和6年能登半島地震における被害と対応について(第102報)(2024/06/18 14:00現在)

国交省からは位置図も出ていましたが、あまり変化はありませんでした。上下水道は数値上変わりなしです。仮設住宅は100戸位完成してました。

それから北陸地方整備局で能登半島地震の連絡調整会議があったようです。こちらは北陸地方整備局と各自治体の土木建設関係の担当者での会議ですね。まだ通行止めになっている道路などありますが、それらについて話し合いが行われたようです

令和6年能登半島地震 道路の本格復旧・復興に向けた連絡調整会議 第2回

消防庁


令和6年能登半島地震による被害及び消防機関等の対応状況(第103報・R6.6.18更新)

消防庁からは全半壊戸数の更新がありました。半壊戸数が少し増えてますね

厚生労働省

厚生労働省のJMATの派遣状況や福祉施設の復旧状況は変化なしのようです

石川県

県では災害対策本部員会議がありました。

石川県 災害対策本部員会議 第52回(6月18日 16時00分)

1次避難所の数と避難者は少し減りました。それでも引き続き2000名以上の方が避難中です


石川県 災害対策本部員会議 第52回(6月18日 16時00分)

住家被害の支援については6月3日より受付開始となっています。関係の方は最寄りの市町へご確認ください

石川県 災害対策本部員会議 第52回(6月18日 16時00分)

のと里山空港ですすめている県外自治体からの支援者の宿泊拠点については今月末に200室完成となるようです


石川県 災害対策本部員会議 第52回(6月18日 16時00分)
石川県 災害対策本部員会議 第52回(6月18日 16時00分)

公費解体は600棟完了ですね。またし尿処理施設の被害は復旧中でバキュームカー派遣となっています。ごみとかこういう処理はあまり報道されない感じがしますが、裏では走り回ってる人がいるということですね。


石川県 災害対策本部員会議 第52回(6月18日 16時00分)


石川県 災害対策本部員会議 第52回(6月18日 16時00分)

ボランティア関係です。前回発表が1か月前で訳延べ人数で2万名の方が参加されました。県手配が6千名程度でこちらが一般ボランティアかと思います。市町独自募集が1万4千名でNPO法人なども含んでいるかと思います。
また暑くなる季節ですので熱中症などの注意事項も出ていますね。お気を付けください

各市町

・応急対応(仮水栓・合併浄化槽)

自宅に仮水栓が設置できます
対象世帯の範囲を拡大(年齢制限を撤廃しました)

・災害で発生したごみの仮置場

地震で発生したごみを持ち込めます
地震により発生した、大きなごみ・大量のごみは、仮置場で持ち込んでください。

珠洲市

珠洲市からは仮水栓やごみの仮置き場についてのお知らせが出ています

穴水町からは災害ごみ仮置場の受入期限延長についてのお知らせが出ています

NHK

富山 地震で液状化被害の地区 雨に備え排水ポンプなど設置 | NHK | 令和6年能登半島地震

珠洲で夏服を被災者に無料配布 SNSで呼びかけ全国から寄付 | NHK | 令和6年能登半島地震

能登半島地震の被災地 梅雨入り前に“危険な場所はふだん以上に注意を” 自治体呼びかけ | NHK | 令和6年能登半島地震

その他

石川・七尾市 県外からの応援職員の派遣終了 茶谷市長が感謝の意を伝える(テレビ金沢) - Yahoo!ニュース

能登地震、自衛隊派遣が最長に 175日、東日本大震災超え(共同通信) - Yahoo!ニュース

新幹線延伸で1万3798人減 5月の小松羽田便利用者(北國新聞社) - Yahoo!ニュース

能登半島地震の長期避難 新たに31世帯認定(HAB北陸朝日放送) - Yahoo!ニュース

進捗16%「全然やんけ」地元議員も嘆息 能登地震の復旧査定が難航(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース

梅雨入りになって雨が気になるようになってきました。その一方で緊急脳応急復旧は完了となりましたが、困難地域などはまだ復旧には遠いという姿もでています。単純に予算組めても人が居ない時代なので、昔と考え方も変えていかないとダメなんじゃないかなとはよく思うところです
一昔前はコスパコスパって言われてて、お金がボトルネックだったんですよね。だから費用対効果だけ見るようになってしまった。でも今はタイパタイパで時間対効果です。これは結局人が居ないからできることも限られてるということですね。ざっくり考えたら復旧やメンテに携わる人数が千人だったら、千人で維持管理できるものにしないといけないということかなと思います。AIとかある程度まかなってくれる部分もありますが、AIは責任取ってくれませんからね。謝りに行くのは人なので。
雨や熱中症にも気を付けていきましょう


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