生理考

コロナ禍で女性や若者の自殺が急増しているという。

色々な分析がされているが、近頃非常に強く実感するのは、女性、マジ、生理ツライ…

ということである。1ヶ月に一度、絶望に近いところまで気持ちが落ち込む時期が来る人もいるんではないか。それまでは、比較的安定した雇用状況で、体調不良の時期も乗り切れてた…

ところに、このコロナである。

妊娠した姉を見てて思うのが、妊娠する前の姉は、非常に不安定だったが、今、とても生き生きしている。

中には、マタニティーブルーや産後うつで死ぬほど苦しい思いをされる方もいらっしゃるので一般化することはできないし…

こんなこと言うと社会から怒られるかもしれないが、生物としての女性の体の一般的なライフサイクルは子供を複数名、産むように設計されてるんではないかということである。子供を産まない人が増えて、生理が立て続けに来ることが原因で起こる病気があることを知って、ひょっとしたら現在の子供を産まないという状況で、生理が来続ける日常ということは、想像以上に、人類史上、不自然な状況なのかもしれない。

生理前にやって来る絶望感のアウトオブコントロール感はとてつもない。

男性と同じように働くことを前提に設計された社会ではとてもでないが、難しいと、最近は思う。

昔は、これだから女は…的なことが嫌で、精神論で乗り切るべきでしょ!と思ってたけど…今はそもそものバイオリズムが違くないかなと思う。

複合的なあらゆる悩みが重なった時に人は生より死の方向へ背中を押されてしまうと思うが、その中に、生理というものも大きな要因をしめているのではないかと、

と、30代独身子なし女が考えた。 

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