デジタルデトックス

昨日からデジタルデトックスをし始めました(笑)
ありがたいことに、18時に仕事場から上がらせてもらうことが多いのですが、仕事場にスマートフォンとノートパソコン、i-padとを置いていき、一晩、デジタル機器のない状態で過ごしてみました。
最近はかなりの頻度で夜中の過食が止まらなくなってしまっていたので、危機感を覚え、どういうきっかけで自分が過食に走ってしまうのかを考えてみたところ、2つの原因があると思いました。

①昨年、頑張った糖質制限による炭水化物への強い葛藤が、より一層炭水化物への執着を生み出した。
頭の中で、パンやらスコーンやらを思い浮かべるようになってしまったw

②SNSやyoutubeの見過ぎ(笑)
インスタグラムを開けば、美味しそうなラザニアやお菓子を作る動画がとめどなく流れてくるので、食欲を刺激される→夜な夜なスコーンを焼くことになる。

もう一つは、SNS見て、他の人が幸せそうで楽しそうにしている動画や写真を見ると、昔はそういった画像や動画を見てもなんとも思わなかったのですが、人生がうまくいかなくなってくると、人の幸せが気になってくるものですね(笑)

大学時代にとても仲良くしてもらってた大切な友人のおめでたい連絡に素直に喜べない自分がいた時に、本当にこれは精神状態がやばい。と思ったことがきっかけです。昔だったら自分のことのように喜べてたなあと思って、脳波を整えようと決意しました。また、これ糖質制限と同じで、反動くるかな😅

人生の選択肢が年齢とともに少なくなってくる切なさと、その現実を受け入れていく諦めと。ただ、年齢が上がると同時にエネルギー量や体力も減ってくるので、昔のように悩むだけのエネルギーもないっていうのが救いです。「ま、いっか」ってなれるようになりました。

そんなわけで、昨日は読書をする時間も取れたので、『その島のひとたちは、ひとの話をきかない 精神科医、「自殺希少地域」を行く』を一気に読んでしまいました。
自死者の少ない地域の特徴を精神科医の視点から紐解く本で、SNSで紹介されていて興味を持って読んでみました。
読むまではタイトルの意味が分からず、「自死者の少ない地域は、人の話を聞かない自分勝手に生きている人が多い地域なんだろうか・・・?」とまで思っていたのですが、ああ、勘違い。「人の意向を聞かずに、自分が助けたいと思ったら助ける。」という意味でした。「今、即、助ける」という言葉が印象的でした。「できることは助ける。できないことは相談する」、つまり、決して困っている人を問題が解決するまで見捨てないということなんだと思いました。こういう心構え、失ってたなと思います。

また、印象的だったのは、著者の知り合いの香港の知人が、日本人は冷たいと言っていたというエピソードで、「日本人は、自分の手に負えそうなことは親切に助けるけれど、いざ自分の手に終えないことがきたら逃げる。本当に助けが必要な時に助けれてくれない」というようなことが紹介されていて、胸が痛くなった。うっ、私だ・・・笑

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