私の世界の広げ方

　私の仕事はフリーランスなので、人と交わることは自分の希望する範囲内に収まるのだけれど、時に大きな団体内で仕事をする時は、心がけていることがある。それは、自分がきっと苦手だろうなと思う自立した人と積極的に交わること。と言うのも、私が苦手だと直感する人はきっと私とは違う世界を持っている人だから。そしてなぜわざわざ「自立した」というかというと、群れをなすのが好きな人は私を群れに加えようとするから。

　私が欲しいのは、自分とは違う視点。その人にたくさん質問を投げかける。会話の中に自分にはなかった感覚や発想がたくさんある。
敢えて親しくするのではなく、敢えて意見交換をするのだ。でもそうしている間に、その人と良い人間関係が出来て、仕事がしやすくなる。反対の意見の方とも信頼関係の中で良い話し合いが出来るし、お互いの良い部分を混ぜて良い結果を産むことが出来る。

　自分と反対の意見を持つ人とは、積極的に交わった方が良い。
敵や味方ではない。同じ目的に向かって違う方法を持つ人たちが交われば、最強なのだ。