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笑顏の番人⑦〜日々コツコツ小説Ⅱ

「えっ?!何だろう?また?!」

どこからともなく聞こえてきた声に驚きながら
しおんはあたりを見回した。


誰も見当たらない。窓やドアを開けても。

「そうだよ、ここうちの中だし、誰もいるわけない」



翌日

「来てるかな」

あの子のいる部署に目をやると
そこにはいつものように

「大丈夫?困ったら言ってね」
と笑顔で新入生を気遣うあの子のを姿があった。


『いつも通りだ。昨日は見間違いだったかな』



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