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ゆる不妊治療69 判定日

判定日は血液検査の為に13:30に来院。採血が終わるとお小水も取るように紙カップを渡される。てっきり血液検査で判定するのかと思いトイレに行ってきてしまったと伝えると「妊娠している場合これからも毎回尿検査があるのでトイレは我慢しておいてくださいね」とのこと。そういうものなのか。
慌てて待合室でガブガブ水を飲み尿を提出。
診察は15時からで、いつもなら少し外出して時間をつぶすけどなんだか体調が悪かったので待合室で待っていた。

予定時間より少し前に待合室前に呼ばれた。
診察室から「妊娠11週ぐらいで〜」と話し声が聞こえる。
あぁ、診察室の人は陽性なんだなと思いつつ、自分はどっちなんだろうとどきどき。
最近本当に体調が良くないから、これはもしやおめでたなんじゃないかな。でも1回でうまくいくわけないのかな。でも具合悪いしなぁ。と、期待したり予防線はったりの繰り返し。

そうこうしていると、別の診察室に呼ばれた。
内膜測定の時の女医さんだ。
そして「今回は残念でした...。でもまだ卵があと7個ありますから、また1つづつ移植していきましょう。2個移植は保険適用外になりますから、1つづつやっていきましょう。オプションで着床しやすくするジェルを使ったり、卵を削ったりするのも保険適用外になって高額になりますから、興味があれば受付でお値段を確認してください。」と言われた。

わたしは黙って頷きながら聞いていた。恐らく「反応ないな〜」と思われるくらい平常な感じで。こういう時、どういう反応をすればいいのかわからない。
正直悲しい。子供が欲しくて頑張ってて、それが実らなくて悲しいというのももちろんあるけれど、また薬漬けの日々が続くのが辛い。また移植周期を一からやらないといけないのが辛い。
1回目で何言ってるんだって感じだけど、やっぱり辛いな。と頭の中でぐるぐる考えていると「初診で来てからもうすぐ1年経つので乳汁分泌の検査をして下さい。あと、旦那さんも感染症の検査の有効期間が1年で切れるので近いうちに検査しに来てください。」と言われ、待合室に戻った。

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