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リスニングを教える英語の先生もたぶん知らない!? 英語の音の盲点とは。

こんにちは、なみのリズムのアサコです。

今回は、英語が聞き取れなくて悩んでいた方が、「音が聞き取れるようになった!」という事例をお話しします。

今回の記事では、おそらく、英語の先生でも知らない人が多いのでは、と思っている英語の音の原理について書きます。英語を教えている方もぜひ参考にしてください。

特に、「自分はラクラク英語が聞き取れるけど、生徒さんは聞き取れないって言うんだよね。これだけハッキリと発音しているのに、なんで聞き取れないのかなぁ…?」そう思ってリスニングの指導方法に悩んでいる方には、ぜひ参考にしていただきたいです。

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※注意1 この記事は有料記事になります。誰でも閲覧できるようにすると、内容を盗用する人が出てくる可能性があるので、非公開にしています。

※注意2 この記事は、以前スカイプレッスンで「なみのリズム・リズム音読でリスニング・トレーニング スカイプ速習講座」としてお伝えしていた内容の一部を編集したものになります。受講された方は、内容が重複するので、ご注意ください。

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(こちらの記事を購入してくれた方には、旧サイトで販売していたPDF「英語学習ガイドブック」(全98ページ)を特典としてプレゼントします。記事最後にあるメールアドレスまでご連絡ください。)

1.発音記号も発音も勉強しているのに、英語が聞き取れない?


生徒さん
「リスニングの練習は普段からしていて、自分の専門分野の話は、ある程度聞き取れるようになったって思ってたんです。以前よりも、音も聞き取れるようになったと思っていたのですが…。

TOEICのリスニングを久しぶりにやってみたところ、思ったよりできなくてショックを受けました。音が聞き取れないんです。」

ということで、レッスンで一緒に、その難しいと感じたTOEICの音源で音読練習をしました。ただ音声を真似して読み上げるという、普通の音読練習ではありません。一手間加えることで、ネイティブの読み方により近づけるように工夫をします。

すると、

「レッスンの後、やってみました。聞こえなかった所が聞こえるようになりました!」

と言ってくださったんです。

生徒さんコメント
日本語的な読み方をしていたことが原因で、聞き取れなかったんですね。」

この生徒さんに対しては、最初のレッスンで、「カタカナ読みしていると、間違った読み方で英語を聞いてしまうから、カタカナ読みを矯正してください」と正しい読み方を実践するようにお伝えしていました。

しかし、改善には少し時間がかかってしまいました。

というのも、特に発音が悪いわけではないから、「カタカナ読みをしている」とは思っていなかったんですね。高校でしっかりと発音記号を習っており、発音記号に基づいた英語の読み方を心がけていたため、「日本語的な読み方をしている」というつもりはなかったそうです。

なのですが!

それでもやはり、日本語的な読み方をしていたのです。

発音練習をしていても、日本語的に読んでしまう。その原因は、一体どこにあるのでしょうか?

2.ヒントは英語の音のつくりにある


発音練習をするだけでは、実はリスニング対策としては片手落ちです。

発音と合わせ、英語の音節のつくりについて学び、それに沿った音読練習をすることで、英語が聞き取れるようになります

音節のつくりについては、学校では習わないどころか、音声学のテキストでさえ説明に数行しか割かれていない(!)部分なので、ほとんどの人が見落としているか、知らないんです。

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