ショパン国際ピアノコンクール雑感13

ファイナル1日目反田さんの演奏時間が真夜中。
起きてられない😅しかし、歴史に立会いたい💕
さっさと風呂に入り10時にはベッドに入り仮眠。
起きた時は、Hao Raoさんの演奏が始まっていました。
なんだかすごくイイ!瑞々しくてハツラツとしていて、清涼感もある。ショパンと真摯に向き合った演奏。
反田さん大丈夫かしら…
反田さんの音楽はピアノでは表現しきれないスケールの大きな音楽家だと思っています。
コンチェルトでは、反田さんの音楽が存分に表現できたと思いました。
確固たる技術の上の表現力、音声、リズム、心が震えました。音楽の力でこんなに幸福に満ち溢れるんだと。
オケも反田さんの表現したい音楽を叶えたい、応えたい、また反田さんのピアノに触発され、より高みにと言った、協奏曲ならではの相乗効果もありました。
1楽章ではダイナミックさと繊細さ、2楽章では、甘美な抒情性、3楽章では、遊び心のある、マズルカ的な舞踊。
三次では、悔し涙を流したそうですが、やり切りました。
反田恭平、此処にあり。若き巨匠の誕生の瞬間に立ち会えて本当に幸せです。
私の中では、もう最高位、決定です。
次の演奏のLeonora Armelliniも良い演奏でした。嫌なところが全くありませんでした。
翌日、Kamil Pacholecの演奏も、また良かったです。
皆さん同じ曲なのに、それぞれ個性があり、多様性の時代にあったファイナリスト達だったと思いました。
伝統的なショパンの音楽?を求める人にとって、反田さんの音楽表現は、これは、ショパンでは無い。と言う人がいるかも知れない。
でも、反田さんの音楽は、間違いなく、人の心を動かし、真摯に音楽と向き合った一流の音楽家だと思いました。
見た目以上に、年上に見えると思っていたけど、顔が童顔で可愛くなってしまった。髭は、それを隠すためかも😊
素敵すぎてもう3回も聴いちゃいました💕

18日
1:00 Kamil Pacholec(ポーランド)
ピアノ協奏曲第1番

1:40 Hao Rao(中国)
ピアノ協奏曲第1番

2:50 反田恭平(日本)
ピアノ協奏曲第1番

3:30 Leonora Armellini(イタリア)
ピアノ協奏曲第1番

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