ショパン国際ピアノコンクール雑感5

2次通過、発表されましたね!日本人5人通過、素晴らしい!順当とも言えますが。
日本のピアノ文化、YAMAHAとKAWAIの影響は大きいです。
ピアノを庶民の趣味にし、ピアノ人口を増やした功績は大きい!
最近はマンション暮らしが多く、ピアノ人口減っているのでは…自分が弾かなくなったからそう思うのかな。
牛田くん、残念でした。いい演奏だと思ったのですが、正直、一次と二次の印象が変わらなかったので、引き出し少ない?優等生演奏は古海さんも同じ印象だったのですが、牛田くんは音声、パレットの色がちょっと少ないかなあと思いました。
後だしジャンケンのようなコメントですみません。
音の大きさ、テンポだけでなく音色。
YAMAHAではなく、スタインウェイだったら違う印象だったかとも思います。YAMAHAは、華やかな映える音なんだけど、硬質で内面性を表現する時、ちょっと物足りなく感じます。Shigeru Kawaiの方が柔らかく、温かみのある音が出るような気もしました。
自分もYAMAHAユーザーで大好きですが、反田さんの演奏、YAMAHAでは表現できないだろうと思ってしまいます。
いずれにせよ、牛田くんの落選はエールでもあると思います。挫折を乗り越えて、大きくなって戻って来てください!
牛田くんの演奏を聴いて、くらもちふさこ先生の漫画、いつもポケットにショパンのきしんちゃんの子供時代を思い出しました。指を守るために、子供の遊び、禁止されていたんです。一方、主人公の麻子ちゃんは不器用だけどピアニストの母からなんでもやらせられる。生活の中に音楽があるから…
いよいよ、三次。
日本人の鬼門、マズルカをどのように表現するか楽しみです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?