『やさしさ』と『つめたさ』

私の性格を周りの人に聞くと、大体2つの意見に分かれる。
『優しい』か『冷たい』のどちらかだ。

性格においての優しさと冷たさは捉え方にもよるけど、正直紙一重なんじゃないかと思う。そしてこの2つは人付き合いにおいて大事な事でもある気がする。

私が人付き合いにおいて1番大切にしている事は
『距離感』。ある一定の距離感を保つ事で、自分に余裕をもたせている。その余裕が相手を受け入れてあげれる事につながっている。
小学生から、この事に気づいて初めは中々上手くいかなくて中学高校でも苦労をした。

社会人になって、上司との付き合いも始まった。
こちらも苦労した。
今でも思う、なんで私がこの人のご機嫌取りをしなくちゃいけないんだ。って。
自分の機嫌くらい自分で取れよ。赤ちゃんかよ。って何度も思った。

次第に自分の余裕がなくなって、心はボロボロだった。
自分の中では相手の話を聞いてあげる、相手が求めていることを探ってやってあげることを『優しさ』だと思っていたけれど、それじゃダメだと思った。

必要以上に踏み込まない。上辺程度で終わらせることを目標にしたらすごく付き合いやすくなった。

上司だけじゃなく、友達にも恋人にも同じようにでも少し加減を考えながらやると、あれだけ苦手だった人付き合いがやりやすくなっていった。

一方でこの付き合い方は『冷たいね』とも言われる。
それでもいいと思えたら、そのままでいいと思う。
自分が生きやすいように、試行錯誤すべきだと思う。
完璧な人間なんていないし、相手だって完璧じゃない。

焦らずゆっくり向き合っていけばいつか標準は合うから。

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