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イアン・スパルター(アート・オブ・デザイン)

アート・オブ・デザインのイアン・スパルターの回を観ました。 Instagramの話。

映像作品としてかっこよく撮ってるからだと思いますが、デザインしてる風景、チームのコミュニケーション、デザインそのもの、すべてが魅力的で刺激を受けました。


ただ流れるままに経験する。
「細部をのぞくようにただ目の前のものに集中する。体験しているときにそれが何のアイデアに活かせるかは考えず、体験を終えて日常に戻ってから考える。」

美術館やデザイン展にいくと、これまでは作品を見ながら同時に自分のつくるデザインにどう活かせるかを考えていましたが、インプットの質をあげるためにまずは目の前のものに集中することを試してみようと思いました。


採用されると思わないけど掘り下げて考えてみる。
プロフィールページのデザイン案についてチームに共有するとき、採用されるとは思わなくても、自分の発想を見せるためにデザインや考えを共有していこうと思いました。

サービス全体の構成、機能、ユーザーの操作性、ブランド、様々な観点があってデザインはどのようにこれらのバランスをとるかだと思います。バランスのとり方を見せるために複数のデザイン案を見せていこうと思います。


デザイナーとして失格だ。ユーザーに判断を委ねたんだから。
ボトムレス・スクロールについて、発明したデザイナーのエイザ・ラスキンの言葉。

簡単にまとめると以下のような話でした。

「ユーザーは見たいものを見つけるまでスクロールをやめない。スクロールにおわりをなくすことでユーザーはやめるきっかけを失い、結果として何億という時間を奪ってしま
った。
一個人に目を向けたデザインとしては成功だったかもしれないが、今後のテクノロジーと社会の相互作用という広い視点で考えると反省もある。」

サービスのデザインをするとき、いかにサービスを長時間使ってもらうかと考えることがありますが、ユーザー視点で考えると作業は短い時間で終わる方がいいかもしれません。

サービスとユーザーの関係を時間という軸で考え、ときにはサービス側から終わる機会をつくってあげることも大切だと思いました。

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