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【その他】外反拇趾で悩んでいる人に ぜひ 試して欲しいこと

以下の写真の部分をマッサージしてみてください。(下右の図)
①「かかと」と「土踏まず」の境目
②小指側

指や手でも、ゴルフボールのようなものでも、なんでもOKです。
りとるジムのお客様たちは、マッサージ棒(The Stick)を使って足の裏をゴロゴロしています。

痛みが出るほどやらないでください。気持ちが良い程度に、でもしっかりと。

【解説】

足の裏は下の絵のようになっています。
注目してほしいのは、
内側だけではなく、小指側にもアーチがあるということ。
それと、
内側から外側にかけても“横“のアーチがあるということ。

外側(小指側)と横のアーチがなくなり「落ちて」しまったらどうなるでしょうか?

断面図。左が正常、右が外側と横のアーチが落ちた絵

外側と横のアーチが落ちる(①)と、スネの骨(②)は外側へ倒れます。
すると親指が床から浮きます。それを防ぐために、親指はものすごく頑張って床に留まろうとします。(③)
親指にとても負担がかかります。
踏ん張っているために、親指を働かせる筋肉が硬くなります。

外側と横のアーチが落ちた状態で体重をのせたら(踏み込む)どうなるでしょうか?
体重がのる=スネの骨がアーチを押す、と考えて下の図を見てください。
①スネがアーチを押す
②アーチが潰れる方向

断面図。左は正常な力のかかり方。右は異常。

足の裏にあるアーチの役割は、このように力を吸収します。だから必ず潰れます。そしてアーチが元の形に戻る時に、上方に力を伝えます。

外側と横のアーチが潰れていると、スネが傾くことは先ほど説明をした通りです。
その斜めに傾いたスネの骨がアーチを押す(右①)と、親指に向かって押すことになります。
前述したように、親指は必死にアーチを守るために赤矢印の方向に力が入っているにもかかわらず、緑の矢印②が加わると、さらに負担がかかります。

親指に負担をかけすぎていると思いませんか?
その結果の一つが外反拇趾です。(必ずではありません)

【まとめ】

外反拇趾の対処に親指だけどうにかしようとしても、親指への負担が減ることはありません。
指を動かせるようにすると、親指の負担は少し減少しますが、まだまだです。
外側と横のアーチをしっかり確保すると、親指の負担が激減します。

ですが、どうやったら外側と横のアーチを作ることができるのか?
自分1人で簡単にできるとが、冒頭で紹介したマッサージです。これが第一歩です。

筋肉を鍛える運動方法についてはまた別に紹介します。
*タオルギャザーは禁忌です!!
どうして禁忌なのか、そのお話もまた別な日に。

もしくは、直接ご相談ください。
(株)りとるジム

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