分子量について簡単にまとめてみた(^^♪
こんにちは。namihiroです。
本日は”分子量”についてまとめていこうと思います。
前回の投稿で”mol"についてまとめました。
その中で"mol=重さ÷分子量”だよってさらっと書いちゃいました。
”重さ”については体重計でも測れるしイメージ湧きやすいと思いますが、”分子量”に関しては中学や高校で習ったけど、何だったっけ?って方も多いと思いましたので、本日の投稿に至った次第です。
例によって”分子量”ってググってみると、Wikipediaには以下のように書かれています。
分子量とは物質1分子の質量の統一原子質量単位に対する比であり、分子中に含まれる原子量の総和に等しい。
かみ砕くとこんな感じです。
分子量は分子中の原子量をすべて足したもの
前置きが長くなりましたが、本日は原子量について説明したのちに、分子量についての説明と分子量が分かるとどんな便利なことがあるのかをまとめていきたいと思います。
※統一原子量単位については別の機会に説明していきたいと思います。
原子量ってなに?
原子量とは一定の基準によって定めた原子の質量と定義されています。
ここでいう”一定の基準”というのは”相対質量”という考え方です。
”相対質量”とは炭素原子の質量を12と仮定して、それを基準に他の原子の質量を決めちゃおうっていう考え方です。
そもそもなぜ炭素原子の質量を12とするかというと、炭素原子をアボガドロ数個集めると12gになるからです。
炭素原子そのものの質量を使わないかというと、炭素原子の質量は0.00000000000000000000002gとめっちゃ小さいため計算がやってられないためです。(アボガドロ数と一緒ですね!0の数合ってるかな(;´∀`))
後は炭素原子を12としたときに他の原子の質量を計算していきます。
計算がめんどくさいので(*´ω`*)、先に答えを言っちゃうと、各原子の原子量は周期表の原子番号を2倍した値とほぼ一致します。
何でそうなるかっていうのは、統一原子量単位と周期表について説明するときに書きますね。
ですので、お仕事や勉強で原子量やら分子量やらを計算する必要がある人は周期表を手元に持っていればおおよそ問題ない精度で計算ができます♪
分子量ってなに?
原子量が分かってしまえば分子量は簡単です。
その分子に含まれる原子を書き出して、その原子量を全部足しちゃえばいいんです。
例えば、水だったらH2Oなので、水素が2個、酸素が1個ですね。
水素の原子量は約1、酸素の原子量は約16なので、
1(水素の原子量)×2(水素原子の個数)+16(酸素の原子量)×1(酸素原子の個数)=18
と計算することができます。
このあとどんなに分子が複雑になっても計算は同じです(*´ω`*)
分子量が分かるとどんな便利なことがあるの?
結局、皆さんが知りたいことはここだと思います!
答えは単純です。
重さをmolに変換できるから!
”mol”の記事でも書きましたが、化学反応を計算するには重さでは計算できません。
そこで”mol"を知りたいんだけど、”mol”って測れないんです。
でも”重さ”なら測れますよね♪
だから、”重さ”を測って、”mol”に変換するわけです☆
これによって化学反応の計算ができるようになります♪
本日は分子量について記事を書いてみました。
よく分からないところ、間違っているところなどありましたら是非コメントの程よろしくお願いいたします(^^♪
ではでは(^^)/
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