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いい人をやめるまでの3年間

・大学入学時の目標

1.堂々と自分らしく生きる

2.積極的に自分から動く


一回生 -誰やねん-

〈幹事・同い年以外の人と関わる〉

・大学祭実行委員会装飾係

・個別指導塾アルバイト

・セブンイレブン

「人の目を気にする・嫌われたくない」という気持ちから「好かれる自分」にならなくては!って思って、気が遣えて優しくてノリが良くて悪口を言わない自分を作ってしまってた1回生

自分の度量を超えた頑張りが実を結び「知り合い」が増えた。一緒にいても頑張ってしまって疲れてしまう「優しい!」って言われてもほんまの自分じゃないからあんまり嬉しくなくて、

でも私の中での「大好きな人」は増えた。
実行委員のメンバー、大学の友だちとかいっぱい!!「こんな私」でも大事にしてくれる先輩とか友だち沢山いて嬉しかった。

「そのままの自分を好きになってくれへんのならそれは合わへんってことやで」「そのままでええのよ」って言う先輩の言葉に救われた。

でも素の自分で人と関わったら嫌われへんかなっていう怖さはまだまだ消えへんかったんだなあ

バイトでも今までかかわったことのなかった年下と関わり苦戦。教え方に苦戦。楽しんでもらえて、その子を伸ばしてあげるには?苦戦。帰りの車で大号泣した時期もあった。

そんな他人に合わせる「誰やねん自分」てことで苦しんだ1回生でした。

・僧侶の免許

春休み。実家がお寺であることから半強制的に半挑戦的に僧侶の免許を取りに10日間の免許合宿。班のみんなが優しくて、惜しみなく人を助けてくれる先輩方に感銘を受けた。

ただお寺の子としてお寺で生きてきたが、お寺の在り方や、考え方を知ることができた。

「人は欠点があるのが普通なのよ」って感じのこと。その時の自分にとって安心する考え方やった。”自分と同じような苦しい思いをしてる人を助けたい”と思った。お寺が活用できるんじゃないか?と少し考えた。

・簿記三級

簿記三級はDaigoの『超集中力』を読んで勉強の効率を上げて、友だちに助けてもらい、奇跡的に合格。やり方で効率は上げらる事に気づく。また、休憩も大事だという事。メリハリが大事。がむしゃらに頑張るだけじゃなくて頑張らない時間が頑張る時間の質を上げるんだということ。

二回生 -ぶっ壊された「いい人」-

〈自分を許す・自分の考えを持つ〉

・#留学

自分を作ったまま留学に行って、今までにないくらい色々な人と出会って、人に合わせてたら疲れすぎてほんまの自分が本気で分からへんくなった時期。でも人と合わせてたら面白いと思ってもらえない海外と自分を出して受け入れてくれた人たちのおかげで少し自分を出せるようになった。がしかし🥸、まだいい人はやめられへんかった。

・恋愛

自分に自信がなかった私は人と付き合うのはそりゃ難しかった訳やけど、留学ラスト1か月で別れる時「そのままでいい」って言ってくれたことと「いい人すぎる」って言ってくれたことが、私がいい人をやめるきっかけになりました。これはほんまに感謝しても感謝しきれへんなあ、、、

三回生 -勉強しない子ども大学生-

〈大学の勉強以外の事をする〉

・コロナ

経営者になるって中学で決めてから頑張らないといけないスイッチ入って、小説とか写真とかYouTubeとか見る時間あかん!って思ってたからコロナで自分の時間ができて、自分が好きやったことを思い出したり発見することができた。外で遊び、お絵描きをしてプラバン作ったり遊びに遊びまくった。

・学童

塾のバイトで中高生とは関わってたけど、小学生とは関わる機会がなかった。遊びを考えることも難しかったし、何より怒ることが難しかった。今でも難しいけど。でも小学生の自分の思ったことを相手に直接言ってしまうところとかそれで本気で喧嘩するところとか、すっごい羨ましかった。自分の感情を表に出すって意外と難しいから(自分的に)。あと、お菓子の箱とか今自分が普通に捨ててしまってるものがキラキラしたものに見えるとか。子ども心ってすごく素敵です。そうゆう気持ち忘れたらあかんなって思った夏。

・レストランのバイト

頭の働き遅い自分接客絶対無理やろっていうのに挑戦してみた。ただ新しいことを始めたかったのです春休み。

•就活

自分を今までにないほど深く知ろうとした時期。将来について深く考えた。経営で習った知識をアウトプットできた。お仕事体験できた。

・#リノマデザイン

考えることの楽しさと機会を作ってくれた。
出版業界に興味があったのとデザインに興味があったことから、これまた春休みの直感で始めた。いろんな思いを持って受講している生徒のみんなと何かについて深く話すことはめちゃくちゃ楽しくて、刺激になった。自分のやりたいことを考えたり言葉にすることで、より自分゛やりたいこと”ってのが明確になった。

・ボランティア(紙芝居づくり/芸術祭)

言葉にしてたら仕事ってもらえるんやって思った出来事。
絵を描くのが好きって言ってた私に舞い込んできた地域の紙芝居づくりの話。できるかな?って割とこれも直感で、貰えたチャンスを活かそうって気持ちで始めたけど意外と私は絵がそこまで得意では無かったことに気づき苦戦した。でも 絵は描けばかくほど上手になるもんやから、少しは上手くなったかな?ってのと自分頑張れる人間やわって自信ついた(笑)
あともっと絵の練習したいなって思った。

芸術祭のボランティアは京都みなみ会館の映画館にあったボランティアのチラシをみて応募した。これもまた直感。とりあえずやってみよう精神。美術館に監視員としてやけど何時間もずっと座ってるのは、全然苦じゃなかった。考え事したり、お客さんを見てみたり。いい時間でした。


-まとめ-


ってなわけで
怒るとかグチを言うとかそんな事さえ怖かった人の目を気にしすぎて自分を見失ってた私がいい人を辞めるには3年もかかりました。っていうお話です。

「こんなに悩んでる暇ないのに!」って言った時「悩んでる時間もなーちゃん(私)は成長してるから大丈夫よ」って言ってくれた先輩の言葉は本当で、悩んでた時はどうしようも無いくらい苦しかったけど、でもあの時間ただベッドの上で悩んでくれた自分に感謝してる。あの時の自分がいるから今の自分がいると確信を持って言える、、!

これだけでも、大学生活に意味があったなあと思える。

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