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美顔器のキャッチセールスのお姉さんにキレられたら、将来なりたい最高で最終的な自分の目標が分かった

確か美容院に行く途中で「無料でメイクする」というキャッチにまんまとひっかかってホイホイとついて行ってしまった、あの時の私は花も恥じらう時期は終わり、お酒と仲良くなってきた20代前半の時でした。うふふ。

私をキャッチしたのはお兄さんで、案内された事務所でお姉さんがカモンしてくれて、そして私がカモでした(笑)


だけどそこで待っていたのはメイクするとはただの誘い文句で(やっぱりね)、お姉さんの口から出た言葉は肌の説明から始まり(マニュアルな説明やん)、肌改善、肌の若返りとかそんなことばっかり。肌のメンテナンスしてないと将来見た目が老けて見えるから今のうちから~ってまぁありきたりな事を仰られて。

「(私の事)アトピーなの~??それは大変だよね~!色素沈着しちゃうしシミにもなっちゃうし、でもね、これ使えばそんな悩み一切なくなるんだよ」

はい!そこで登場、美顔器様!!

「メイクしてくれる」とばかり思っていた私は一気に興味を失い、お姉さんの華麗なセールストークにもうんともすんとも言わず、デモンストレーションをしてくれて「ほぉ~ら!片方の頬がリフトアップしてるでしょ~~ぉ??」と気分アゲアゲで言われても私は「早く帰りたい」というのが顕著に顔に出ていたんだと思います。

私がぶっきらぼうに「はぁ、まぁ、へぇ、ふーん」なんて生ぬるい返事しても、お姉さん挫けず更にまくしたてるように喋り続けること数10分。今となって思えばその精神すごいなぁと感心してしまいますが。そして興味ないのに付き合っている私はなんて優しかったんだろう(笑)
社会人なりたてでまだあか抜けていなくて、おぼこ感が残ってる私はお姉さんからしてみれば、さぞ格好の客と映っていたのだと思います。

なのに一向に首を縦に振らない私に対し、お姉さんもイライラして余裕がなくなってきたのかだんだん口調が荒くなってきたんです。あれ?出迎えてくれた時とまるっきり雰囲気が変わったよ??
そしてそのお姉さんの心と表情の表裏を冷静に観察している自分がいました。
人の感情や表情、口調までもが変わる瞬間、というものを目の当たりにしたら違う方に興味が湧いてきました。

こういう質問したらどう反応するんだろう、とイケナイ私の好奇心がくすぐられ、
私「(※1)美肌に興味なくはないけど、今のままでいんです」
お姉さん「肌が綺麗になりたいなら使うべき」
私「(※2)でも要らない」
お姉さん「肌綺麗になりたくないの!?美肌に興味ないの!?」
※1の繰り返し
お姉さん「信じられない!!!あなたのその神経を疑うわ!!」
※2の繰り返し
お姉さん「みんな喜んでくれるのにあなた素直じゃないのね!!」

って。わぁ、キレイなお姉さんがキレた。

そして
「将来どんな風になりたいの!?」って言われたもんだから私は即答で

「かわいいおばあちゃんになりたい」って答えたら

「そんな老後の話を聞いてんじゃないの!!」って突っ込まれました。


ええええ、なんで?ダメなのこの答え。それより私、もしかして怒られてるの??
私的にこれに相応する答えなんて見つからないんだけど、、、。


「かわいいおばあちゃんになるため」いつまでも若々しい発想ができるように好奇心を絶やさないとか、健康管理にも気を配らなきゃだし、いつでもニコニコしていられるような安定した気持ちを身につけるにはって今から考えることたくさんあるんだよー。

もちろん、肌が綺麗でいいに越したことはないかもしれないけど、私は肌が綺麗になったその先の先のビジョンを答えてしまって結果的にお姉さんを怒らせてしまったみたいです。

かわいいおばあちゃんになるため、今をどう生きるかにかかってるのにな~。

あ、私が今やっていること&これからやっていこうとしていることは “ かわいいおばあちゃんになるため ” にしている訳ではありません。
私はあくまでも、好きなことをして年を重ねていったら、結果かわいいおばあちゃんになった、というのが目標です。

私があの時、なぜ「かわいいおばあちゃんになりたい」なんて言葉が出たのかは分かりません。まるっきり無意識でした。
ウケ狙いで言ったのか深層心理がそうさせたのか、はたまた両方なのか。
頭の奥でそう思っていたことはありますが、まるで図ったかのようにあのタイミングでするっと口から出たので自分でもびっくりしました。

そして今は美顔器を使うことなく、食事制限をしてステロイドを一切塗る必要がない肌に生まれ変わりましたが、それはまた別のお話。

今はその時より少し変わって、“ きれいでおもしろくてぶっ飛んでるかわいいおばあちゃんになりたい ” にアップデートされました。

思いがけない経緯で自分のなりたいものが分かるときってあるんだよ。そんな些細な経緯でも心に残っていれば、こんな風に書き出して思考も整理できるし、その思考と現実を紐付けして見えない世界のものをどう具現化してどう調和するか、そしてこれから先どんな未来を創っていこうかと思ってる次第であります。

そのために何をするって?これもまた別のお話です♪

画像はフィリピンのボラカイ島に行った時にジェットスキーをした写真。かっ飛ばして運転していたら「これに乗ってどこにでも行ける・・・!!!」と本気で思いました(笑)

実際、本当にどこにでもいけるんだけどね♪

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