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《医薬×知的財産 シリーズ》 はじめに

こんにちは。
なんとなく、タイトルのようなことを不定期で挑戦してみることにしました。

きっかけ

先日、2021.7.18に弁理士試験の短答式筆記試験を受験しました。
自己採点はボーダーを明らかに下回りましたが、一つ気づいたことがありました。

「あ、私、実務と紐付けないと法律が覚えられない…(法律の条文をそのまま飲み込めない)」

社会人になって今まで、大半を医薬品業界で過ごしてきました。

有期雇用による転職が転職回数の半分以上を占めていますが、技術、薬事、品質保証、品質管理、製造、流通、販売、…と、気づいたら、有機合成と臨床試験以外の職種はほとんどコンプリートしていました。

それぞれの就業先で色々と気付かされたこともあり、それと紐付けて知財を勉強したら覚えられるかな、という考えに行きつきました。

そんな中、Twitterを眺めていたら、現在の技術専門は医薬ではないけれど、
・「医薬×知財」の視点に興味がある。
・「医薬って(化学の知識が必要という印象が強いからか)なんか難しそう」という考えが先行していて、なんとなく外から見ているだけになっている。
といった内容の複数の方のTweetを拝見しました。

医薬品業界に入る前は、私も「医薬は化学の知識が必須」と思っていました。
たしかに新薬開発ゴリゴリのところに行けば化学の知識は必須です。
でも、別の視点を切り取ってみると、必ずしも化学の知識が必須ではない場合があります。

専門外の方にも医薬品業界に対して興味をもっていただけたら、と思ったこともあり、勉強した内容をnoteに公開することにしました。

ルール

医薬品業界、知財業界のどちらにおいても、私は偉い人・すごい人・有名な人には該当しません。
「先生」と呼ばれる部類の人間でもありません。
(資格は色々もっていますが、先生とよばれる類いの資格は一つもないです。)

公開するに至った意図もあり、基本的に「医薬の知識はさっぱりわからないけれど、知財の知識はそれなりにある」方向けに書きます。
「医薬×知財」ガチ勢のみなさまには物足りない内容かもしれません。
申し訳ございません。
予め、ご了承ください。

また、けっこう真面目にゴリゴリ記事を書くと、
「終わりどこだよ!?」
と突っ込みたくなるくらい長くなるので、簡潔に書くつもりです。
参考文献くらいは記載しようと思っているので、深く突っ込んで勉強してみたい方がいらっしゃいましたら、そちらから勉強してみるのもいいかもしれません。

では、なんとなく始めてみます(笑)!

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