世の中の夫のモラハラがひどいの は子供の死亡率が下がった せいではないのかという考察

NHK の「チコちゃんに叱られる」で 七五三についての質問があった 。
七五三は その年まで子供が生きていられたことを祝う行事だ ということは知っていたが、 元々は別々の用事であったこと 、そして 明治から昭和にかけての 死亡者の半数以上が5歳以下の子供だったということまでは知らなかった。
3歳の祝いは 子供が3歳まで生きていられたことを祝う行事、 5歳の祝いは 武家の家に生まれた男の子が5歳まで生きられた時に 跡継ぎとして成長するように という願いを込め行われた 行事、 7歳の祝いは 子供は7歳までは神様の子 、7歳になって 宮参りをした 帰りからは 人の子になると言う 行事 とのこと。

昭和の初めまでは 5歳以下 でなくなる子がそれほど多かったということだ 。
そんな子供が どんどん亡くなる 時代では、 きっと周りの大人全員が子供に 注意を向けていたことだろう。
目を離したら、いや 目を離さなくても 子供は 簡単に死んでしまう。
そんな時代に 子育てを 母親1人に背負わせただろうか 。
うちの子はまだ寝返りをしない、 ハイハイをしない、 立たない、言葉が遅い などと心配するだろうか。
夫が「今日1日 何をしていたの?」「 料理の品数が少ない 」などというようなことを言ったであろうか。
そんな余裕は多分 なかったのではないのか 。

 お産は病気ではない という言葉を言う人がいる。
子供を産むということは 臓器を一つなくすのと同じぐらい大変なこと という意見もある。
確かにそれぐらい大きなものが 体から急になくなるのだから、 出産は病気でも怪我でもないが それに匹敵するほどの 負担を体に強いることになる。
そして子供が死ななくなったからと言って 育児が楽になったわけではない。
小さい子は 今でも ちょっと目を離した隙に死んでしまったりする 。
しかしそのことを 現在の人が 忘れてしまっただけ。
今回のチコちゃんの テレビによってそのことを 世の中のお父さんお母さんが 、 おじいさんおばあさんのが、そして 周りの人 全てが思い出してくれるといいと思う。

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