失敗は 発見の母

先日 顔から火が出るほど恥ずかしい 失敗をしてしまった。
朝一で  出かけなければならない 用事が あったのだが 、その日はゴミの日。
私はゴミの日に 掃除をするというルーティンを行って いる 。
その日ももちろん掃除をした 。
朝早めだったので、いつも以上にフル回転で 掃除洗濯を行う。
暑い日だったので汗だくだ。
しかし 時間がなかったのでシャワーも浴びられず 身支度を整えて友人と出かけた。
帰りに友人が なんか生乾き臭みたいな匂いしないと聞かれたが、 私は別にしないけど とその時は答えた 。
しかし 家に帰ってよくよく考えれば、 汗だくであった私から発せられた 匂いだったのだろう 。
自分の匂いは慣れてしまっているからか あまり気にならないから 、その時も 変な回答をしてしまった 。
その後 何度も このことを思いだす。
思い出し 恥ずかしさに 打ちのめされるということを ここ数日 繰り返している。
自分でも もちろん 汗臭いことには気づく 。
しかし 普段 ほぼ一人でいる 自分にとって、 汗臭い と気づいてても それがどんな 意味を持つのか 真に理解していなかった 。
いや 以前はしていたが 、だんだん人と接することが少なくなって 無頓着になっていったのだ 。

若い頃、ある人の近くに行くと なんだか 空気を重く感じることがあった 。
なんで 重く感じるのか と色々考えた結果 、その人の匂いを 重い空気と私が認識していたみたいだ 。
私も 若い頃はそんな風に匂いにそれなりに敏感であった 。
年のせいなのか、 人との関わりが少なくなっていったせいなのか、 人のことは気づいても自分のことは気がつかない 。
そのことに 今回 はっきりと気づかされた 。どんなに急いでいても 、きちんと身だしなみを 整える のは大切だ 。
そして 身だしなみの中に匂いも含まれる。
このことを肝に銘じようと思う。

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