フレイルもAIで検知

新聞で、AI でフレイル検知するという記事を見た。
フレイルや健康な人の電気使用量のパターンを学習した人工知能で住民の行動を分析して、フレイル状態になっているかどうか検知するというサービスを中電が部分的に始めたという記事だ。
人によっては自分の行動が感知されるようで嫌だという人もいるが、高齢な親が一人暮らし、もしくは夫婦で暮らしている場合、子供世帯は不安だからこういったサービスはそれなりに需要があると思う。
以前テレビで、介護ベッドでその人が睡眠しているか、起きてはいるが横になっているか、ベッドから起き上がっているかということを感知するセンサーを利用して、夜中の巡回の負担を軽減したというニュースを見た。
介護施設において、夜中の巡回は2時間ごとに行うことが法律に定められているのだが、それがかなりの負担だったので、このセンサーを導入することによって負担がかなり軽減したというニュースだ。
人手不足や過酷な労働環境の改善、生活の安全、健康の維持といったものに、こうしてどんどんと新しい技術が役立つことはとても良いことだが、あまり周知されていないのか、何か問題があるとすぐ人手を増やすべきだと言った論調のニュースが流れるのが本当に不満だ。

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