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人生たるや
山の燃ゆるは燦々と
瞳を描きて粛々と
尋常ならざる虹彩に
一人の歩みは込み入りて

見せぬ世界を燦々と
食らい食らわれ歩むべき
緑燦々着せ替えて
輝き見せるは山彦か

昼夜に問うは燦々と
消し去る人形粛々と
パラドクスたるその所以
希望の尻尾に臨むるは
ヒラリひらりと観光団

紐づけられしはシャボン玉
ノラリくらりと植物か
高き世界のハクビシン
眠り眠るは音楽家
見せる世界に初春を
迎え望むはこの世界