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深い眠りに憧れる

私は週末になると10時間以上寝る。だいたい11-12時間寝る。本当は平日も10時間くらい寝たい。

よく、4-5時間しか寝てなくても全然平気という人がいるけれども、私がもし4-5時間だったら、もう脳がまともに働かない。

昼まで寝ている私に、ダビデ像の旦那さんは時間を無駄にしている!と怒るが、週末にアラームをかけずに眠ることが何よりの至福の時間なのである。

たった、数時間の睡眠で身体と頭をまともに動かせるなんて、なんて生産的なんだろう。本当にうらやましい。よく、「よく眠れるのは若い証拠」とか言われるが、目覚まし時計無しでも勝手に起きて朝日を浴びてしまう老人が心から羨ましい。早くそうなりたい。

仕事を平日していない夏季休暇や冬季休暇中は毎日好き放題寝ていれば身体がコントロールしてくれて、連休の後半には8時間とか7時間とかまともな時間にもどるかなと、毎日アラームをかけずに寝てみたが、結局毎日10時間寝て、お肌はすこぶる調子がよかった。

事務のパーソナルトレーナーによく寝ることを言ったら、

「それは身体が緊張していて、神経が休まっていないと思います。」

と言われた。熟睡出来ていない状態なんだと。浅く長い眠りだが疲れが取れないのは身体も固く、神経が休まらず、呼吸も浅いから。

なので、背中を動かして緊張をほぐしてから眠ると深い睡眠ができるらしい。

昨日会社帰りにうちから車で15分の海に行って、砂浜にブランケットをひいて寝そべった。ダビデ像のような旦那さんと一緒に寝そべって空を見上げた。結構頻繁に通る飛行機の光を見つけては、どっちが早く見つけられるかどうでもいいゲームをした。

半月なのに月の光が結構強くて、それはぼんやりと明るい。波の音を聞きながら、ゆっくり呼吸をしてみた。もう秋の虫の鳴き声が聞こえた。

身体が緊張するほど仕事をガツガツやってないのに、なんで身体の緊張が取れないんだろうな。中途半端に残しているものが多いから頭の中がスッキリしないのかな。

日没は午後6時20分くらい。段々と早くなっていく。日が落ちても寒くない海に来れるのは後何回だろう。

毎日海に来て、ゆっくり星を見上げることを日課にできたら、きっと私の背中の固まりも、浅い呼吸も改善されて深い眠りにつけるような気がする。




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