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無理やり業務改善

私自身とても効率的とは言えない。私のいいところ、きっといっぱいあるけど、効率的にテキパキ大量の仕事量を正確にこなすことにかけては、私の部下のほうがよっぽど長けている。

そんな私の課で、業務改善命令が下った。

「今までやっていた無駄な業務を削減して、どれだけ時間の短縮に繋がったか。いままでかかっていたコストをどれだけ削減できたか。」等、とにかく無駄を省け、と。

一人ひとりに改善提案を考えさせても、きっと本人はその業務が必要だと思い、自分のやり方は正しいと思ってやっているので、良い提案がでないだろう。チームにわけて、数人で話し合ってはどうか。それぞれの思っている無駄を話し合うことによって、良い改善策が生まれるのではないか。

結果、インパクトの小さいささやかな業務改善が出た。たしかに業務改善。やらないよりやったほうがいいんだけど。。これでは全然業務改善の範疇に入らない。毎週1個は必ず各チーム業務改善を提出と決めたけど、初回にして次週の業務改善提出に苦悩する姿が見えた。

そんな時、コロナ禍の影響で会社が従業員に休みを依頼する事になった。

休みたくなくても休まないといけない。出勤日は限られている。そして自分の責任下の仕事量は同じ。

これは嫌でも業務を凝縮しないといけない。

誰か他の人に仕事を振ってほしい。そういうスタッフもいるが、会社は新たに人を雇わないし、むしろ人員削減しようとしている。自分で、または、チームでなんとかするしかない。

自分のペースで自分のできる範囲の仕事をして金を貰える時代は終わった。でも、こんな外的プレッシャーがなければ業務改善とか真剣に考えられなかったと思う。逆境は人を成長させる。

「給料は保障するけど、毎週必ず1日休みをとって、4日間でいまの業務をできるように。」

それを言われて、ブーイングがでることは大いに予想できるが、みんなで真剣に考えよう。私達は生き残っていかなければいけないし、私達は成長できる。

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