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ファンタジーで夜ふかし

昨日は23時にベッドに入った。しかし、眠ったのは1時だった。

私は寝る前に本を読む。小説が多い。

日中の仕事のこととか頭の中がぐるぐるするようなことをリセットしたくて本を読み、だんだん眠気が出てきたところで電気を消して眠りにつく。

しかし、その睡眠導入剤として機能する本とむしろ面白すぎて眠れなくなってしまう本がある。

だいたいにおいて、私にとっての面白すぎる本はファンタジー小説だ。

大好きなのは小野不由美の『十二国記』。そして上橋菜穂子の『守り人シリーズ』『獣の奏者』『鹿の王』。あと、阿部智里の『八咫烏シリーズ』。

この3人はべらぼうに好き。世界にのめり込める。

あと、大御所である村上春樹も好き。あのなんとも言えない世界観がすき。夢の内容ってめちゃくちゃで言葉や文書でその世界観を表現できないけど、村上春樹は夢の内容を文書化し、私にも同じ夢を見させてくれる。どこまでが現実でどこまでが夢かわからないような不思議な空間に連れて行ってくれる。

私は小さい頃、まだ字幕も読めない頃、『ネバーエンディング・ストーリー』のビデオを見て、どっぷり世界につかった。

小学校学校帰りは、毎日そのビデオを見て、この良さを世の中に伝えたくてテレビの音量を近所の人に聞こえるくらい大きな音にして親に怒られたりした。

うちから小学校までが子供の足で1時間かかる距離があり、ただ歩いているのは暇なので、両側にならぶ電柱をネバーエンディング・ストーリー内にでてくるスフィンクスに見立てて、一人走って通過したりして、現実と夢を混同させているちょっとイタい子だったとおもう。

その空想癖が今も引き継がれており、やっぱり別の世界に行けるファンタジーは映画も小説も大好き。

いい本をみつけてまた別の世界にお出かけ中。しばらく寝不足の夜が続きそうな予感。


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