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推しがAmerica’s Got Talent Semifinalsに出たんよ。【アメリカに伝えたいTravisJapanのこと】

こんにちは。なめこです。
なにはともあれ、9/7のAmerica‘s God Talent SemiFinalsお疲れ様でした~!

ご本人たちも我々オタクも色んな意味でドキドキハラハラなAGTでしたね。
審査員のご評価についてはぐぬぬ…となりつつも
「ごもっとも…!(下唇ギリギリギリ)」
としか言いようが無かったです。

擁護も反論もしたいけど、きっと本人たちが一番分かっていること。
とらまるで本人たちのコメントが出ているにも関わらず更に考察するのは野暮では有りますが、イチ視聴者として心が揺さぶられた時は残しておきたいと思ったのです。

ここからは真面目にも不真面目にも書きますよ!

“前例がない”に慣れなければ

WOD予選を彷彿とさせるように狐面と羽織から“Party Up Like Crazy”が始まった。宮近の素晴らしいとらまるの後で気持ちが少し落ち着いただけで私の中ではまだ口惜しさが消化できていないが、パフォーマンス途中にブザーが鳴った。
それでもShow must go onを貫き、持ち前のダンスやフォーメーションが崩れることなくパフォーマンスを終えたのはプロとしか言いようが無かった。
そして審査員評は

問題は歌唱である。と

正直、知っていた。
あれだけ激しいダンスとフォーメーションチェンジをこなしながら安定させて歌のための発声をすることの難しさを。ましてや“Party Up Like Crazy”は最新の持ち曲である。
英語詞になったとはいえ、5年前から歌っている夢ハリとは訳が違う。
全員ちゃんと聴けるだけの歌唱力は持っているのに、いまいちパフォーマンスで印象に残らない。
というか、ダンスレベルが突き抜け過ぎていて、歌が及第点なので目立たないのである。

日本ではしばしば“ジャニーズレベル”という皮肉で語られる歌唱力問題だが、反論していいなら、「上手い時もあるし、下手な時もある」というなんのフォローにもなっていない返しになってしまう。
ただ、ジャニーズの魅力は“総合力”のため、本人たちのスキル、ポテンシャル、舞台演出の一致によって感動空間が生まれていると思う。(ポテンシャルの中に“顔面の良さ”も含まれているため、顔ファンも居るがどこを重視するかは人それぞれ。)

“総合的”に感動できることが重要なのである。

歌唱のボイストレーニングは事務所としては行っていないけど、“歌って踊れるアイドル”
を掲げる以上、事務所の手が及ばないところからの指摘は、耳が痛いことだろうと思う。

デビュー前Jr.のアメリカ留学然り、WOD世界9位に然り、ここ数か月で何度TravisJapanの「前例がない」を聞いたか。

“AGTにジャニーズ文化を持ち込む”
誰にとっても前例が無いグループが来ちゃったことは、審査員講評からも伺える。
審査員のHowie Mandel氏が言っていた

「1DもBTSも好きだし、これがJ-POPということも理解している」

という言葉が引っ掛かった。

今現状、TravisJapanは既存の何かと比べるしかないのである。
ジャニーズ事務所が海外へグループをプレゼンする時は図らずも現地に住む日本人向けイベントになりがちで、今回のような“投票権はアメリカ限定”という名実ともに現地の現地人向けイベントに出たことが無さ過ぎた。
目の前に突如現れた歌でもダンスでもない別の何かが評価に値しているボーイズバンドに懸命に的確な講評をくれた。

しかし、SimonCowell氏は「とにかく存在が好き」と言葉で表す以外の部分をべた褒めし、べた惚れしてくれているのである。11日の緊急InstaLiveでもCM中、舞台袖まで再度念を押しに来てくれたことを明かしてくれた。
「歌唱が酷かった」とHowie氏以外の3名からも言われたが、予選を見た3人にはその日の歌唱の酷さを別の魅力が上回ることを知っていたからだろう。

初のゴリゴリジャニーズはどうだっただろうか。
アニメ然り、得てして日本のサブカルチャーは好き勝手にガラパゴスし過ぎである。

ただただ、ジャニーズ初見で「この気持ちはなんだろう…(トゥンク…)」としてしまったアメリカに伝えることがあるとしたら、

アメリカよ、それがジャパニーズ萌えだ。


※萌え…ある人やものに対して激しく心をときめかすこと。
◇感動詞的にも使う。(広辞苑より)

みんなで楽しくトラジャを堪能して欲しい。
みんなでIt‘s a small worldしようぜ。
Simonはトラジャの曲お気に召さないらしいから、アラン・メンケンが作曲してくれますように。Please!

ではまた!

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