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アンジュルムと免疫系

 はじめまして!🔔🍄

 コロナ禍でハロプロにハマりました、なめこと申します。ただただハロー!プロジェクトのアイドルさんが大好き、ハロヲタが大好き、Twitterが大好き!という気持ちで毎日過ごしております。noteを書くのは初めてになります。拙い文章になるかと思いますが、温かい目で見ていただけると幸いです。

はじめに

  今回のテーマは、「アンジュルムと免疫系」についてです。当方は医療系の仕事に就いています。人体の仕組みを勉強すると日々発見があり面白いです。その中でも、免疫系は様々な細胞が自分たちの役割を持ち、それぞれが協力して外敵から人体を守ろうと活躍しており、魅力的な分野です。その役割を持つ細胞たち、もしかしたら十人十色のキャラクターを持ちながら一致団結して私達を魅了させてくれる、アンジュルムメンバーに当てはめられるのでは!?と思い立ち、今回のテーマとして上げさせていただきました。
  こじつけが過ぎる点もあると思いますが、アンジュルムらしく「熱量」で乗り切らせていただきます。よろしくお願い致します。

免疫系のしくみ

  
   ではまずそもそも免疫系とはどういうものなのか、簡単に説明させていただきます。私達の身体の中には、時として病原体やウイルス、寄生虫、はたまたがん細胞など、自分たちの敵となるものが出現することがあります。そこで自分たちの敵を認識し、排除しようとする動きを免疫といいます。

ゴロー@解剖生理イラスト(@rockybabyto)さんより

  免疫系を担当するのは、血液中の白血球に分類される細胞群です。作られる場所、成分や働きによって、このような種類に別れています。
それでは1つずつ詳しく見ていきましょう!

マクロファージ

  マクロファージはいわゆる掃除人です。血液中の病原体、いらなくなった各種細胞の残骸を食べて処理してくれます。元々は血液中で単球と呼ばれる白血球だったものが、組織内に入ると5倍にも膨れ上がり、かなり強力にいろんなものを食べてくれます。そして食べるだけでなく、食べたものの情報をヘルパーT細胞に伝えることができます。

  グループとして表立って活躍し、組織内に入ると率先して物事をやり遂げ、みんなにたくさんの情報を教えてくれる。このメンバーといえば…






Scawaii!アイドル顔面国宝2021より

そう、上國料萌衣さんです!

樹状細胞

  樹状細胞はその名の通り木の枝のような形の細胞です。身体の様々な場所に分布し、病原体を食べてくれます。また病原体を食べるとヘルパーT細胞にその情報を伝えます。そして血液からリンパ管に入るとT細胞を活性化させる役割も持っています。

  木の枝のようにスタイルが良く、メンバーに情報を伝え、活性化させる役割を持ち支えてくれるメンバーといえば…?









  そう、川村文乃さんです!

ヘルパーT細胞

    ヘルパーT細胞はいわゆる司令塔です。マクロファージや樹状細胞からもらった情報をもとに、どんな敵であるかを分析し、B細胞を活性化し抗体産生を促します。またキラーT細胞を作成し障害させます。

  グループのブレーン、状況を判断しメンバーに的確に指示を出すメンバーといえば……?









そう、竹内朱莉さんです!

キラーT細胞

  キラーT細胞は、殺し屋です。活性化されたキラーT細胞はウイルス感染された細胞や腫瘍細胞にすぐに障害を与えます。殺傷能力はかなり強力で、細胞の中にいる抗原もろとも破壊してしまいます。

  ヘルパーT細胞から影響を受け、確実に歌割り、ダンス、ファンの心を仕留める、あざとかわいメンバーといえば……?








  そう、伊勢鈴蘭さんです!

B細胞

  B細胞は、職人です。敵の細胞にくっつき攻撃する抗体を作ります。ヘルパーT細胞から受けた司令を元に、抗体を産生し、放出し敵を傷害します。

  司令官のもと武器を作り、職人のように様々な芸を極め、全力さが魅力のメンバーといえば…?








  そう、為永幸音さんです!

メモリーB細胞

  メモリーB細胞はB細胞の仲間で、記憶屋です。過去に出会った病原体や作った抗体を記憶し、再び同じ敵が来た際に同じ抗体が作られるよう働きかけます。数十年生き続けるものもいます。

  B細胞の仲間で、様々なことを記憶して分析し自分のものにしていく、歩くハロプロ辞典のメンバーといえば…?








  そう、川名凜さんです!

ナチュラルキラー細胞

  ナチュラルキラー細胞は、がん細胞などの傷害された細胞を排除します。普段から独立して体内を浮遊して監視する役割を持っています。笑うと数が増えるという研究があります。

  アンジュルムを見つめ、様々な場面で幅広くスキルを持って活躍する、笑顔が魅力的なメンバーといえば…?







  そう、平山遊季さんです!

好中球

  好中球は、高度な運動性と食作用を有しています。白血球の5~7割を占めています。ウイルスや病原体を食べ、消化して殺菌します。好中球の中には顆粒と呼ばれる酵素があり、この酵素を用いて分解し処理します。

  高度な運動性を持つダンスメンバーの代表、わたしたちをメロメロにし溶かしてしまうあのメンバーといえば…?








  そう、佐々木莉佳子さんです!

好酸球

  好酸球は、血液中ではなく、主に消化器や呼吸器の上皮に存在し、寄生虫などの病原体を退治してくれます。アレルギー性疾患の場合は血液中にも動員され、アレルギー反応に関与します。またアレルギー反応に対する免疫反応を調整する役割も持っています。

  アンジュルムに新しい風を吹かせて化学反応を起こし、また全体を見てバランサーとしても活躍してくれるメンバーといえば…?








  そう、松本わかなさんです!

好塩基球

  好塩基球は、白血球全体の1%ととても少ないです。周りの細胞からの情報や敵によって活性化され、ヒスタミンという化学物質を出し、アレルギー反応を引き起こします。他にも機能があるとされていますが、まだ十分に解明できていません。

  周りのメンバーから活性化され目下成長中、まだまだこの先が未知数で今後が楽しみなメンバーといえば…?








  そう、橋迫鈴さんです!

免疫システムの整理

  ここで各細胞の特徴がわかったところで、それぞれの細胞同士の機能を整理していきたいと思います。

  免疫反応には2種類あり、自然免疫と獲得免疫に別れています。自然免疫ではマクロファージと好中球、樹状細胞が食作用にて敵を排除します。そして抗原提示という情報を投げかけます。獲得免疫では情報を投げかけられたT細胞が活性化、ヘルパーT細胞はB細胞に司令を出し、抗体産生を促します。キラーT細胞は情報をもとに殺菌作用を行います。たとえばワクチンではこの獲得免疫を用います。体内で弱毒化させた抗原の記憶を持たせ、次回同じ敵が来たときに重症化しないようにしています。このような免疫系のシステムを持ち、私達の身体は外敵から身を守っているのです。

まとめ

  昨今、新型コロナウイルスが猛威を振るっています。感染対策としての基本は、①体内に持ち込まないこと(これが一番重要です)、そして②免疫力を高めることです。普段から私達の体内で活躍してくれている免疫システム、この力が弱まることで感染を引き起こします。免疫力を高めるには生活リズムを整えること、そして精神の健康も大切です。私達の精神を元気にさせてくれる、圧倒的なパフォーマンスと彼女たちの人柄で魅了してやまないアイドルといえば…?







  そう、アンジュルムです!

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